奈良市の世界遺産、平城宮跡では、サザンカの花が見ごろをむかえています。
奈良市の世界遺産、平城宮跡の散策路沿いや復元された建物をのぞむ場所などには、サザンカが植えられていて、晩秋から冬にかけて花をつけます。
平城宮跡のサザンカの花は、先月(12月)ごろから咲き始め、真っ赤に咲き誇った花々が、復元された大極殿や朱雀門を彩っています。
最低気温が1.2度まで冷えこんだこの日は、地面が一面、霜に覆われる中、訪れた人たちはサザンカを眺めながら散策していました。
平城宮跡をよく散歩するという男性は「この時期にサザンカを見るのが楽しみのひとつです」と話していました。
また、楽器の練習に訪れた女性は「サザンカは本当にきれいです。真っ赤に咲く花と青空で、気分も晴れ晴れです」と話していました。
平城宮跡のサザンカの花は、今月下旬まで楽しめるということです。