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京都 護王神社  狛いのしし

2010年03月16日 | 京都の寺社
京都 護王神社(ごおうじんじゃ) 



住所: 京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町 
交通:地下鉄烏丸線「丸太町駅」1番出口/京阪電車鴨東線「丸太町駅」 (市内各所からの市バスも便利・烏丸丸太町下車)



京都に通っていても本格的に歩いたことが無いのが京都御苑の西側。
お店は多いのですが和菓子や着物のお店など観光客より地元の方々御用達のお店が多く縁がありませんでした。
今回、目的も無く散策してみることにしました。

まずは烏丸通りを丸太町通りから上がっていくと神社前の前の説明書きが気になりました。





敷地内に多くのイノシシが見えます。
面白そうなので境内に入ります。










立派な本殿が現れました。
ご挨拶してから撮影させてもらいます。






こちらもイノシシが守っています。
奥の左手には寄進されたイノシシグッズがたくさん飾ってありました。

知らなかったお社ですが謂れが色々とあるようです。




【御祭神】
主祭神: 和気清麻呂公命・和気広虫姫命
配 祀: 藤原百川公命・路豊永卿命


「狛犬」ならぬ「狛イノシシ」

護王神社の拝殿の前には、狛犬の代わりに雌雄一対の狛イノシシが
建てられています。このイノシシは、我が国の歴史書「日本後紀」に、
和気清麻呂公が京より宇佐へ向かわれた際、災難にあわれたのを300頭
ものイノシシが現れて、清麻呂公をお護りしたとあることから、「清麻呂公
のお社には狛犬でなく狛イノシシを」という崇敬者の声により、明治23年
に建てられました。以来、「狛イノシシ」は護王神社のシンボルとして親し
まれています。


【「願かけ猪」と「座立亥串」】

御本殿前にそびえ立つ招魂木(おがたまのき)の根本には、願かけ猪の
石像があり、その周りには座立亥串(くらたていぐし)という、願かけの串が
たくさん刺し立ててあります。これは四手といのししの折り紙のついた竹串で、
これに自分の名前と願い事を書いた紙札をはさんで、願かけ猪の前に
刺し立てて願かけをするいった、祈願絵馬のような性格のものです。
 亥串は2本組になっていて、1本は前述のように刺し立て、もう1本は
家に持ち帰って神棚や玄関におまつりします。こうすることで、神様の
おかげをより多く戴こうという独特の信仰です。


【足萎難儀回復の碑】

御本殿に向かって右側の招魂木(おがたまのき)の根本には、「足萎
難儀回復御守護」と書かれた小さなのぼりがたくさん立っています。これ
は、参拝者が御祭神の御利益にあやかって、足腰の病気・けがの回復や
健康を祈願して立てられています。その側にある足萎難儀回復の碑には、
毎日たくさんの方が足の健康回復を祈ってお参りします。


【国歌『君が代』に詠まれる「さざれ石」】

清麻呂公像のすぐ後ろには、国歌「君が代」に詠まれる「さざれ石」があり
ます。その大きさは幅3メートル、高さ2メートルで、まさに大きな巌です。
 大小様々な石が集まって頑強な巌になっている様を見ていると、「君が代」
の和歌に詠まれた国を想う心が偲ばれます。





















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