DUKE Train

主要ニュースだけでなく国内ローカル、海外面白ニュースまでアップしています。

役割広がる子ども食堂 見守りや世代間交流 23区に746か所 

2025年02月11日 | ニュース

NPO板橋こども食堂

無料や低額で食事を提供する「子ども食堂」が都内でも増えている。読売新聞の調査では、昨年12月末時点で都内23区に設けられた子ども食堂は、少なくとも746か所に達した。貧困対策として始まったが、子どもが気軽に過ごせたり、世代間交流ができたりする場としても注目を集めている。

調査では、23区の担当課や社会福祉協議会などに取材した。世田谷区の79か所が最多で、板橋区の70か所、渋谷区の69か所と続いた。各区は運営費を助成するなどして開設を後押ししている。区や社協が把握していない食堂もあり、実数はさらに多いという。

港区では、昨年3月末時点で8か所だったが、12月末までに20か所に増えた。区の担当者は「子ども食堂の認知度の高まりとコロナ禍の終息が大きい」とみる。新規開設に関する相談も絶えないという。

51ある小学校区のうち38校区計70か所に子ども食堂がある板橋区は、物価高による経済状況の悪化などを受け、2025年度中に全ての校区での子ども食堂設置を目指している。渡辺五樹・区生活支援課長は「子どもが気兼ねなく時間を過ごせる場所が必須だ」と話した。

多摩地域でも、行政が開設を後押しする。47か所に開設されている八王子市は、子ども食堂の少ない中学校区周辺で開設を支援する講座を開催。子ども食堂が35か所ある西東京市の担当者も、「(NPO法人などとの)情報連絡会を設け、運営に向けた補助金の説明などを行ってきた」と話す。

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
« サンタ、ロビンソン・クルー... | トップ | 被害住民語る“恐怖”「消火器... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ニュース」カテゴリの最新記事