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台北駅西側のツインタワー計画 市と開発業者が調印 2026年完成へ

2019年12月18日 | 台湾再開発

ツインタワー「台北双子星」の完成イメージ


















(台北中央社)台北駅西側の再開発計画で建設されるツインタワー「台北双子星」の投資契約調印式が17日、建設予定地付近の広場で行われ、柯文哲台北市長とビル開発を行う台北双星(新北市)の許崑泰董事長(会長)が契約書に署名した。2026年完成、2027年の正式営業開始を目指す。建設計画には606億台湾元(約2200億円)が投じられる。

台北駅西側の土地に、道路を挟んで地上56階、76階建ての高層ビル2棟を建設する計画。地下4階から地上2階まではすでに完成しており、桃園メトロ(MRT)空港線台北駅として供用されている。ツインタワーの建設を巡っては、2006年から入札作業が行われていたが、不調や優先交渉権を得た企業の審査不通過、保証金未払いなどで開発業者が決まらなかった。

昨年実施された6回目の入札では、香港企業が優先交渉権を取得したが、中国市場との結びつきの強さを背景に投資申請が却下され、次点だった台湾IT関連企業CLEVO(藍天電脳)と不動産経営の宏匯の企業連合が交渉権を獲得した。契約を結んだ台北双星は、藍天と宏匯の共同出資で設立された。持ち株比率は藍天50パーセント、宏匯50パーセント。

柯市長はあいさつで、全速で計画を進めていく考えを示し、ツインタワー建設による旧市街地の復興と台北西部地域の活性化に期待を寄せた。
 

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