百万遍の石碑が数ヶ所で見られますが、唯一読み取れるのが阿地屋と熊万谷にあります。
「奉 光明真言百万遍供養」と刻字されています。
在所にも、それらしき石がありますが、文字が分かりません・・・?
高さは約1mほどあります。
※ 参考:画像は山川町のものです。
百万遍供養碑
井上の高越登山口学坂の鳥居から北100メートルの所にある,高さ約2メートルの自然石に「光明真言百万遍碑」と記された石碑が建てられている。このような石碑は町内の辻とか,寺院や魔の境内に,合わせて17か所建てられている。
これらは,その供養塔建立地区に,それぞれ講中があったものと考えられる。これらは,真言宗の信徒が光明真言を百万遍念じた記念につくったもので,いずれも上に大日如来を意味する梵字を記し,その下に百万あるいは一百万と−を加えたものもあり,建立年月日が記されている。時代は文化・文政(1804~1829)のものが多く,稀に明治初年(1870年ごろ)のものもあるが,いずれも祈願と信仰のためのものである。