うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

特化に向かう流れ

2012年12月01日 | 千差万別

新しいタブレットPCが売り出されたと、一昨日書いたものの、タブレットPCという呼び方には、どこか引っかかるところが残ります。

汽車というものがもうなくなってしまったのに、夜汽車をどう呼んだらよいのか。
夜と車の間にどんな字を持ってきても感じが出ないのに似ているのです。

呼び名だからいいではないかと言ってしまえばそれまでですが、タブレット型のあの小道具は、パーソナル・コンピューターとは別世界のもののような気がするからです。

それはそれとして、これまでのパソコンはどうなっていくのでしょうか。
何でもできるあのシステムが、まったくこの世から姿を消すことはないでしょう。
形を変えて、社会が必要とするデータ処理機能を、部分部分で受け持つようになるのではないかと思っています。
どう形を変えるのか。
それは、何でもできるからといって何でもさせるのではなく、置かれる場それぞれに必要な機能をさらに高めて、使われない機能は削ぎ落とし、特化に向かうのではないかと思います。

そうなれば、家庭で使われてもパーソナルではなく、電子計算機という名も態を表さなくなってきます。

業務用には性能を磨き上げられた専門的なソフトが使われ、何年か後には、「家庭で使うのにオフィス? それなに」と言う人が増えてくることでしょう。

年賀状の時季にしかパソコンに手をつけない人には、もっと簡単な道具ができています。
バケツのような柄がついて持ち運びに便利、使い方の勉強などいらなくなっています。


モノすごいタブレット (ワールド・ムック 919)
 
ワールドフォトプレス