トップページは、ごく軽いほうが良いと書きましたが、その代表は Google でしょう。
ときどきその日にちなんだ図柄に変えるときもありますが、基準形は維持されています。
Google と一目でわかる図柄で、主要な検索項目以外は何も書かれていません。
さまざまな検索サイトのなかには、項目が多すぎて目まぐるしい量販店型、何も書いてなくノックさえしにくい会員クラブ型などもあります。
入って行きやすいのは、見る人が何を見るかを決めやすいトップページです。
ウェブサイトを見る人の多くは、何を見るかを決めてない人です。
何を見るかを決めてから見る人は、入り口の様子などあまり気にしません。
心地よくさえしておけばよいのです。
何を見るかを決めてない人こそが新しい訪問者ですから、そちらの方をよりだいじにしなければ、ウェブサイトを多くの人に見てもらうためにアップロードしている意味が損なわれます。
あまり飾り立てない、それぞれの部屋に入って行きやすい、トップページは単純洗練が要諦だと思っています。
頭にちょっと風穴を―洗練された日本人になるために | |
廣淵 升彦 | |
新潮社 |