半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

第3戦 バーレーンGP・予選

2008-04-05 22:00:00 | えふわんの部屋
 サクヒールはいつ見ても殺風景ですね
Q1
 琢磨選手のスピンは残念でした。今のチーム・マシンの状態からして、どちらにせよ最後尾にはなったと思いますが、リアセクションを壊してしまったんで、チームに予備パーツがあるのかが一番の心配です
Q2
 ボーデ選手がなかなか良いですね 今回は同僚ベッテル選手より仕上がりが良いみたいですし、F-1ルーキーとはいえ、彼のレース経験はあなどれません明日は頑張ってカミ回して欲しいです
 中嶋選手は、やはり予選が課題ですね。今宮さんが、彼と同僚ロズベルグ選手とのウォームアップ方法の違いを指摘してました。
実際に中嶋選手本人のコメントも、タイヤの暖め方について言及してましたし、難しいもんなんですねぇ
 ピケ選手はフリー走行でアロンソ選手を上回ってて、好調のようでしたが、やはりいざとなると、アロンソ選手の限界走行が冴えますね
Q3
 なんと言ってもクビサ選手ですね。初ポールおめでとうございます
明日はなんとしてもスタート→1コーナーを制して、フェラーリ勢を従えていって欲しいものです
2番手マッサ選手は、早くも「背水の陣」どうなりますかねぇ

今週は、ここサクヒールでは、GP2もあり、ビルヌーブ選手がスポット参戦するスピードカーレースあり、アメリカでもIRLがあり、日本でもフォーミュラ・ニッポン開幕戦があり(天気良いし、絶好の観戦日和ですなぁ)ワクワクします。
TV放送が殆ど無いのが悲しい
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『バベル』を観ました。

2008-04-05 09:21:14 | えいがかんしょうの部屋
 遥か遠い昔、言葉は一つだった。人間たちは神に近づこうと、天まで届く塔を建てようとした。怒った神は言葉を乱し、世界はバラバラになった。
-旧約聖書の創世記に記された、バベルと呼ばれた街の物語。(公式サイトより)

 2006年の話題作でしたね。日本ではどっちかと言うと、菊地凛子が助演女優賞獲れるかってニュースで
ただ、そんな話題が先行してて、作品そのものの予備知識が殆ど無かった俺でした。
それが正解だったかも
物語はモロッコで暮らしている羊飼いの兄弟が、遊び半分でライフルを撃ったところから始まります
人を狙ったワケじゃないこの1発の銃弾。ここから、この銃弾に関連する(ってのは後半分かってくるんですが…)幾つかの国・人々の物語が並行して描かれています
しかし、どの物語も重い・息苦しいです。
夫婦なのに絆が切れかけている親子なのに愛情が通じていない親子のように慕っていたのに、世間が許さない
一番身近にいる存在の人とのこの「悲しい距離感」がなんとも言えないですねぇ
更に、「国が違うので、言葉が通じない」「声が出ないので、話ができない」などの別の「距離感」があり、ホント苦しいです
そんな距離があるために生まれてしまう「誤解」「偏見」なども加味されて、心底落とされてしまう心境です
そんな展開を1.5時間近く受けた後、一つ一つ繋がりつつあるこれらの物語。
音も無く静かに、そ~っと、その最悪だった「距離」が消えていくんです
これが見事
大げさでもない、ハッピーな大団円にもなってないのに、癒されていくのは、落とされた「底」があまりにも深かったからでしょうか
音楽もとても印象的ですが、それ以上に印象的だったのは、「無音」の空間ですね
菊地凛子演ずる聾唖の女子高生。色々な人が、物が騒々しい東京の中で、まるで、「彼女の身になってみて」と言わんばかりの「無音」の悲しい雰囲気は、ラストシーンである彼女の涙に繋がってて、これも超見事
ちゅうことで、ゴールデングローブ賞・作品賞も納得の90点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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