半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ステキな金縛り』を観ました。

2012-09-22 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 失敗続きでもう後がない三流弁護士エミ(深津絵里)に、ある被告人の弁護が持ち込まれる。
資産家の妻殺しの容疑で捕まった男。だが彼にはアリバイがあった。
なんと事件があった夜、彼は旅館の一室で金縛りに遭っていたというのだ。
無実を証明出来るのは、一晩中、彼の上にのし掛かっていた、落ち武者の幽霊(西田敏行)だけ。
公式サイトより)

 昨年公開されていた三谷監督作品ですね
タイトルからして飛んじゃってますが、そのタイトルに恥じないくらいの話の展開が待ってましたね
ゴーストというと、恋人などに走るか、はたまた怨念(貞子)風に走るかでしたが、落ち武者ってのが楽しいです
その落ち武者を、真剣に証人として出廷させるという決断をするエミも呆れます
その幽霊(落ち武者)を「見える人」と「見えない人」とのそれぞれの滑稽な姿が、とにかく全編で笑いネタにしているので、ずーっとニヤニヤ見続けられます
中盤以降の裁判シーン、緊張感のない裁判もまた一興ではあります
インチキ霊媒師や、霊界の掟などでカキ回してくれます
で、六兵衛が見えなくなってしまうラストは何となく予想してたし、そこで切なく感じるのかなぁ・・・と思いきや、まさかの父子の愛まで盛り込んでくるとはねぇ・・・
2.5時間弱の長編作品なんですが、三谷作品らしい、見どころたっぷりの、満腹映画でした。
ただ、良くも悪くも、キャストが豪華だし、カメオ出演もあって(今回は比較的少なかった)何気ないシーンでも、一時停止して人物確認しちゃいます。これって、物語に集中できないんですよね
まあ、「2度見てください」と、監督に言われそうですが・・・
ちゅうことで、大泉洋と、山寺さんの声は気付かなかった・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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