半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『県庁おもてなし課』を観ました。

2014-03-20 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 高知県庁・観光部に観光促進を目的とする“おもてなし課“が発足。だが、事なかれ主義の体質が抜けない職員たちは、斬新な企画を打ち出すこともなく、毎日なんとなく仕事をこなしていた。そんな“おもてなし課“の中で、やる気はあるが空気の読めない若き職員・掛水史貴(錦戸亮)は、県出身の小説家・吉門喬介(高良健吾)に観光特使就任を要請するが、役所仕事と民間感覚のズレを厳しく指摘されてしまう。毒舌家だが言っていることは当を得ている吉門は、掛水に「県庁外部から女性を雇うこと」、そして「以前『パンダ誘致論』を展開して県庁を追われた伝説の元職員・清遠和政(船越英一郎)に接触を試みること」をアドバイスする。掛水は、民間感覚と柔軟な発想力を兼ね備えたアルバイト・明神多紀(堀北真希)を雇い、清遠の大胆な発想とアドバイスを求め、彼の経営する民宿を訪ねる。しかし、その民宿で掛水は、実質民宿を切り盛りしている清遠の娘・佐和(関めぐみ)からいきなりバケツの水を掛けられてしまうのだった。なにか事情があるらしい吉門と佐和の関係が明らかになっていく中、やがて高知県全土を巻き込んだ“おもてなし課“の計画が動き始める……。
MovieWalkerより)

 この「おもてなし課」というのは、実在するそうで、鑑賞後、ホームページで見てみました。(こちら
もともとは「観光促進」という名目であるが故、素人目の俺だと、どーしても、「観光地のアピール(CMや広告など)」とか、「ミスxx」とか、芸能人を特使にするとか・・・そんな考えが巡ります
が、この作品や、実際にホームページで見たこの「おもてなし課」の活動は、もっともっと基本的な事、足元の事を、しっかり見直して、地味ながらも粛々と取り組んでいるように思えました。
ホームページ見てすぐに目につく「おもてなしタクシー」とか、「おもてなしトイレ」とか・・・
確かにこういった活動は、この地に来てくれない限りは全く知ることが無い部分ではあると思います。
・・・が、この地に訪れた人にとって、「あぁ、ここいいなぁ」という印象になるために必要、かつ重要であることが分かりますし、この印象こそ、口コミ(もしくはネットなどの情報網)の力などでも広まるでしょうし、リピーターもでるだろうなぁ・・・と思いました。
まあ、この映画自体が、「大きな宣伝じゃん」と突っ込まれるのは承知なんですけどね
あ、映画の内容そのものについて、あまり語っていませんが・・・正直、そちらはあまり・・・
もっともっと、「おもてなし課」の背景とか、地道な活動とか、厳しい現実(があると思われ・・・)とかを知れればいいなぁ・・・と思いましたが、この作品では、あまりそういった部分はなく、主人公と、もう一組の恋愛模様が多すぎたような・・・
ちゅうことで、高知県に行ったら、タクシー乗って、トイレに行こう・・・ってそれで観光・・・で40点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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