嵐のハーフと懐かしいベルト争奪戦・・・

　今週後半は台風１５号の影響で雨続きだったね
９月に入って最初の休日ということで、恒例のハーフジョギングの日
昨晩は早めに布団に入り、今朝は１：００に起き、映画を１本観て、３時に走り始めた。
天気が不安だったけど、予報見たらこの時間帯は、曇りってなってたからね・・・
しかし
走り初めて３０分くらいで小雨がパラパラと降り始め、１時間後には本格的な雨が・・・
折り返しの一番（自宅から）遠い場所あたりからは、風も本格的に・・・
前半こそ、「涼しい」「（雨も）気持ちい」と走っていたものの、後半は嵐の中でぐしょぐしょ走ってた。
２．５時間かけて、２２ｋｍを走破したけど、玄関で全部脱いで入らないと全身ズブ濡れ状態
万が一を考えて、スマホにもビニール袋を二重に被せていたのに、少し浸食していた・・・危なかった
先週の旅行で重くなったはずの体で心配だったけど、別の心配事で大変で、すっかり忘れてたよ

Ｙが今日は部活ってことで、残った家族４名で、いつものお買い物＆マックに行った。
開店直前に着いたんだけど、エスカレーター前がいつもと違って長蛇の列が・・・
気になって、後をついていったら・・・・新しい「仮面ライダー」の変身ベルトの発売日だって
そっか、確かにこの時期だもんね。懐かしいなぁ・・・
ウチは、フォーゼくらいで終わってしまったベルト争奪戦・・・入手が大変だったよね。
・・・ただ、観た感じ、その頃よりは人は少ないし、レジにも余ったベルトが山積みになってて・・・
人気は下火になっちゃったのかね、それはそれで哀しいねぇ
明日、ＴＶは初オンエアらしいので、久々にどんな感じか見てみようかな

『淵に立つ』を観ました。

　郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡家は、夫・利雄（古舘寛治）、妻・章江（筒井真理子）、１０歳の娘・蛍（篠川桃音）の三人家族。平穏な毎日を送るごく平凡な家族の前にある日、利雄の旧い知人で、最近まで服役していた八坂草太郎（浅野忠信）が現れる。利雄は章江に断りなくその場で八坂を雇い入れ、自宅の空き部屋を提供する。章江は突然の出来事に戸惑うが、礼儀正しく、蛍のオルガンの練習にも喜んで付き合う八坂に好意を抱くようになる。だが、ある時、八坂は一家に残酷な爪痕を残して姿を消す。
８年後。八坂の行方は知れず、利雄は興信所に調べさせているが、一向に手がかりはつかめない。工場では古株の従業員・設楽篤（三浦貴大）が辞めることになり、代わりに山上孝司（太賀）が新人として入ってくる。母を亡くして独り身の孝司は屈託のない人柄でたちまち夫婦の信頼を得る。だが皮肉な巡り合わせにより、八坂の消息をつかめそうになった時、利雄と章江は再び己の心の闇と対峙することになる―。
（公式サイトより）

　第６９回カンヌ映画祭・「ある視点」部門審査員賞受賞作品です
・・・「ある視点」部門ってのは、着眼点を評価されているのでしょうか　イマイチ分かりませんが、話題性が高くなったのは確かですね
見た感じ、かなり「普通」の家族ですよね。鈴岡家は
結構唐突にこの家に住み込むことになった八坂・・・親友というより、明らかに何か「借り」があるような２人の関係がうかがえます。
ただ、「人をあやめた」という事実はあれど、八坂は礼儀正しく、心優しいおじさんに見えました・・・序盤はね
河原で友人たちと遊ぶシーンで、八坂の「本性」がちょっとだけ出るのですが、本当にちょっとだけで、妙に不気味です
八坂が章江に対して、「脈あり」な行動を起こした後の八坂・・・超怖ったですね。
セリフが無いんだけど、あれだけキチっとして、凛々しく歩く彼が、服装が乱れて、鼻歌を歌いながら、ガニまたで歩く・・・完全にゾーンに入ってしまいましたね
鈴岡家にとってのターニングポイントになってしまった事件についても、情報がなさすぎて怖いですね。当事者と同じ気持ちにもなりました
８年後の姿も、次々現れるシーンと、数少ない会話だけで理解することになります。
この世界に新たに現れる山上の存在も、普通に思えたのも束の間・・・そんな運命とはねぇ・・・
どの人との関係も見てて辛くなるし、気分もどんよりなっていきます。。。
どこまで落ちてしまうんだろう・・・どこまで行動しちゃうんだろう・・・
ラストの「事件」も、なるぺくしてなってしまった・・・と言えばそれまでなんだけど、どっか救いを求めちゃう自分がいました。
役者さんがどの方も凄いです・・・引き込まれました。
ちゅうことで、淵に立つのが、元凶の当事者じゃないというのが辛いです・・・で７０点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません