半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『パラレルワールド・ラブストーリー』を観ました。

2021-02-06 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ある日突然、崇史(玉森裕太)が迷い込んでしまった2つの世界。
1つの世界は、愛する麻由子(吉岡里帆)と自分が恋人同士。しかし、もう1つの世界では麻由子が親友の智彦(染谷将太)の恋人に・・・。
混乱する崇史の前に現れる、2つの世界をつなぐ「謎」の暗号。
目が覚めるたびに変わる世界で、真実にたどり着けるのか?
(公式サイトより)
 東野圭吾さん原作だそうで・・・「ラブストーリー」ってタイトルが、イマイチ似合わないですよね
作品を観る前から、(予告編などで)冒頭の2つの世界の状態は知ってたのと、冒頭が電車のシーンであったので、昔みた「スライディング・ドア」みたいなモノと思ってました。
(電車に乗れた自分、そして乗れなかった自分が、それぞれの世界で生きていく物語でした。あれは結構楽しかった)
こちらの場合は、崇史の「夢」で出てくる世界が、冒頭の解説の後者の物語、そして、「夢」が覚めると、前者の状態・・・という感じでしたね。
ただ、断片的に出てくる「夢」のシーンの一つ一つが、どーも「夢」とは言えない感じがしてきて、崇史の「混乱」がどんどん深まっていきます
同時に、この作品、その2つのシーンを時間軸で見せない演出なので、1本の「糸」にならなくて、結構混乱しました
鍵を握る麻由子の表情とか態度も、なんか変だし・・・
この状況になった「ネタ」が、まさかの・・・というのは、いかにも東野さんらしい
そんな操作しちゃうのはヨシとして、レストランで撮った写真とか、普通に「証拠」を野放しにしちゃ、ダメだと思いますけど
ぶっ飛んだ設定ではあるけど、中身としては、「泥臭い男女関係」・・・確かにタイトル通りなのかも
ちゅうことで、崇史のわがままが全ての元凶だったような・・・で、65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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