半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ぼくらの七日間戦争』を観ました。

2021-02-07 18:18:55 | あにめ&ひーろーの部屋
 いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守(北村匠海)。話し相手といえば、同じ歴史マニアが集うチャットのメンバー。
「青春時代は、人生の解放区よ」。
平均年齢還暦越えと思われるその場所で、今日もメンバーの一人が、恋に悩む守にからかい半分のエールをくれた。
片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾(芳根京子)。しかし綾は、議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。しかも、いきなり一週間後。それは守が密かにプレゼントを用意していた彼女の誕生日の目前だった。
「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。
やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。
「逃げましょう……っ!」。
綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。それは、少年たちの精一杯の反抗だった。立坑櫓たてこうやぐらから屋上へと登れば、どこまでも高く広がる空が、彼らを迎えた。
(公式サイトより)

 もともとは1985年の小説ですが、俺の記憶では、1988年の実写映画ですよね。(宮沢)りえさんの女優デビュー作ですから
ただねぇ・・・当時観たと思うんですが、物語、ほぼほぼ忘れています
そんな作品が、今、アニメとして再び製作されたのと、声をあてている人たちが気になっていたので、チェックしました
「7日間戦争」というなかなかのタイトルですが、そのきっかけは、あんな些細な感じだったんですね。綾にとってみれば人生の大きな事件だったんでしょうけど・・・
そこに、あっという間に賛同するクラスメート達・・・この時点では、彼らの背景は全く知られないので、かなり「お軽い」イベント感覚だったのかな・・・などと思いました。
で、秘密基地が、なかなかの施設・・・俺も子供のころ、「基地」ってのに憧れて、近くの林とかに作ったりしたけど、その時は「小学生のノリ」だったからなぁ
あそこまで生きている工場を基地にする・・・正直、「やり過ぎ」に見えますよね。
向かってくる大人に対して、(操作に)慣れない機械で追い払ったり、かなりの高さから、落としたり・・・
アニメという点で、ちょっとしたお笑いというテイストなんでしょうけど、(絵はなかなかリアルなので)笑えません・・・
でも、中盤、後半にかけては、子供たち「らしい」やりとりが多くて・・・一人ひとりがカミングアウトするシーンは、オッサンからすると、かなりの赤面シーンでした
あ、あと、現代に作っただけに、SMSの影響を入れていたのは興味深かったですね。
子供たちにとっては、大人たちが迫ってくるより、このSMSのが怖かったんではないでしょうか
ちゅうことで、話題だった宮沢りえさんの声・・・しっかり聴きとりましたよ・・・で、45点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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