半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』を観ました。

2015-09-19 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 音楽史上、これほどスキャンダラスな伝説をまとったヴァイオリニストが存在しただろうか。ニコロ・パガニーニ──聴衆を驚愕の嵐に巻き込み、「悪魔に魂を売り渡して手に入れた」と恐れられた前代未聞の超絶技法、派手な女性関係、ギャンブル・・・尽きることのない逸話の影には、彼の人生を変えた知られざる二人の人物がいた。一人は、パガニーニを一大スターへと押し上げた敏腕マネージャー。もう一人は、生涯ただ一度の"純愛"の相手──。
公式サイトより)

 俺はヴァイオリンに関して、楽器にしても、奏者にしても知識は無いに等しい者です
が、この作品、最初から、このパガニーニって方の演奏・・・圧倒されますね
独特です・・・ちょっと尖がった感じで、まさに「狂気」という言葉も似合います
彼自身も独特です。
演奏を聴いてもらっている観衆にあまり興味が無いようですし、ステージ以外では、酒と女に一人溺れる状況
この業界の人達との関係も、全く意識していないようです
しかし、強引の彼の前に立ち、契約を結んでしまうウルバーニ・・・実はこちらの存在のが、興味がありましたね
ウルバーニの強気の説得、そして話術は、あのパガニーニさえも取り込んでしまう位ですもん
彼をイギリスに呼ぶために、どんだけのお金と人の意思が動いているやら・・・パガニーニ自身は分かってませんね
終盤は、パガニーニも、自分の意思通りに活動がならずに苦悩しちゃうし、体調的にも・・・
彼の生き方は、確かに「愛と狂気」ではありました。
そこに共感するのは、かなーり難しいと思いました
ちゅうことで、エンドスクロールに「魔王」は震えました・・・で55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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