半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ジャッジ 裁かれる判事』を観ました。

2015-12-31 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 “金で動くやり手弁護士”ハンク(ロバート・ダウニーJr.)。そんな彼にとって弁護士史上最高難度の事件が舞い込む。人々から絶大な信頼を寄せられる判事ジョセフ(ロバート・デュバル)が、殺人事件の容疑者として逮捕。しかも彼は、ハンクが最も苦手とする絶縁状態の父親!法廷で42年間も正義を貫いた父が殺人など犯すはずがない──最初はそう確信していたハンクだが、次々と疑わしき証拠が浮上する。殺された被害者と父との歪んだ関係、亡き母だけが知っていた父の秘密、防犯カメラがとらえた不可解な映像──。裁判は劣勢に傾いていくのに、犬猿の仲の2人は弁護の方針を巡って激しく対立する。果たして、父は殺人犯なのか? 深い決意を秘めた父の最後の証言とは──?
公式サイトより)

 アイアン・スーツを着ていない、そして探偵でもないロバート・ダウニーJr.を見るのは、かなり久しぶりのように思えます
ハンクは確かに「都会の凄腕弁護士」のようです。計算高いし、合理的だし・・・仕事に対しても、同僚に対しても、「冷徹」って感じですね
一方、父親のジョセフは、「町の有名判事」って感じですね。法に対して平等に裁く立場であるものの、「暖かさ」を感じます
対照的な親子は、久々の対面でも、衝突してばかり・・・まあ、過去のハンクの行動にかなりの問題があったようですが・・・
そんな親子の間に投じられた、ある「事故」
この「事故」についての「謎」は正直ありませんよね。状況証拠は揃ってしまっているし、DNA鑑定も出ちゃってたみたいですし・・・
しかし、「真相」がなかなか出てこない・・・ジョセフの「記憶」が「鍵」になるワケですが・・・
ここから、この「鍵」を巡っての法廷の争い・・・ここが話の中心・・・といいたいところですが、そうではありませんでしたね。
判事としての強い父親の姿と、その裏で、病に侵されている辛い父親の姿・・・そんな全ての姿を見たのは初めてだったんでしょうね・・・ハンクにとっては
必死で・・・ホントに必死で弁護しているハンクには、既に「都会の敏腕弁護士」「冷たい」という印象はありませんでした
ジョセフも、そうした息子を見れたから、ああいった判断に至ったんでしょうね。
(ここでやっと暴かれる事件の「真相」も、ジョセフらしい真実でしたし・・・
恩赦をもらって、ハンクとジョセフ、父子で「釣り」をするシーンで、救われた気がします
ちゅうことで、元カノとヨリを戻すのもいいけど、娘さんは・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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