半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『ボビー』を観ました。

2008-04-25 08:42:40 | えいがかんしょうの部屋
 1968年6月5日のロバート・F・ケネディ暗殺事件当日、現場のアンバサダーホテルに居合わせた人々が織り成す人間模様を綴る。(wowow番組紹介より)

 正直、JFK(ジョン・F・ケネディ)は知ってても、弟であるこのRFK・ボビーの事は全く知りませんでした
映画を観てから、彼のことを知りたくなり、ネットで情報を読んでしまいました
ただ、物語自体は、ボビーを中心に描く伝記モノではありません。
アンバサダーホテルにいるた~くさんの人々に焦点をあて、あーだ、こーだ、ガチャガチャやってます
とにかく登場人物が多い
アンソニー・ホプキンス、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、イライジャ・ウッド、ローレンス・フィッシュバーン、ウィリアム・H・メイシー、ヘレン・ハント、マーティン・シーン、クリスチャン・スレーターなどなど、豪華絢爛ですな
そんな大勢が、ホテル内でそれぞれの物語をしてて、なんだか収拾がついてません
そんな混乱で困惑しましたが、その中で浮かび上がってくるのは、当時のアメリカの「様」でした
ドラッグあり、混迷するベトナム戦争あり、根強い人種差別あり…
そんな厳しい時代を映しつつ、そのホテルにいる人々の話が延々と続き、ちょっと中だるみしちゃいました
が、ホント最後の最後ですね、RFK暗殺のシーンになってから、急に雰囲気が変わりました
このシーンでも、主役はボビーではありません。
あくまで、ボビーを見ていた(信じていた)人達のこの事件への接し方を映し、静かに映画の幕が閉じてしまいました
結局、最後までボビーそのものを描いた感じは無いにも関わらず、映画観た俺がボビーを知りたくなったって事は、当時のアメリカ、そして、その中におけるボビーの存在感を直接訴えないという製作者の「手法」であったように思えます
ちゅうことで、エミリオ・エステベス監督もナカナカなんでないの~で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『蒼井 優X4つの嘘 カムフラージュ(全12話)』を観ました。

2008-04-19 20:15:08 | どらまの部屋
 女優・蒼井 優と気鋭のクリエーター4人とで描く「嘘」の数々。
wowow番組紹介より)
 日本のドラマはほっとんど観ることない俺でしたが、なぜかwowowでやってたこのドラマを観続けてました
一番の理由は、「蒼井 優」が見たいってこと(ベタですか
可愛いのは当然として、彼女は「女優」としてもとっても魅力的です。
最近びっくりしたのは、アニメ「鉄コン筋クリート」での声の演技です。絵・作品にあってる、特異なキャラを見事に演じてましたし
あとは、30分(正味20分弱)x3話x4編という時間構成も楽だったしね
チャプター1「人生って嘘みたい」
 最初はシリアスな物語と思ったけど、途中出てきた温水猫とのカケ合いはウケましたね。この猫が、この物語の「嘘」をきちんと語ってた気がします
チャプター2「バライロノヒビ」
 これが4つの中で一番好き。とにかくテーマを決めて「ラン・ローラ・ラン」する主人公が良い
終盤の彼を亡くした後の彼女の走り、そして「嘘はつけない」ってオチが最高でしたね
チャプター3「アカバネ三姉妹」
 これは一番つまらなかった 寸劇風のこの世界がイマイチなのと、中身の物語もイマイチ。残念ながら、作品そのものが「嘘」であって欲しかった
チャプター4「都民・鈴子-百万円と苦虫女・序章-」
 この作品の「嘘」が、ある意味一番分かりやすかった。鈴子の「嘘」に対する行動、「嘘」のつき方、ここまでのシチュエーションはなかなか無いような、あるような微妙な感覚が楽しい。

ちゅうことで、「嘘」を題材にすると、ネタは無限大にあるかもで55点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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マリオカートWiiやりてぇ~

2008-04-13 20:43:00 | 日々をたらたら(日記)
 今日は寒かったね~
昨日、今日とワケあって会社に行ってたんで、せっかくの休日があっという間に終わってしまった
休日の楽しみとなってた、朝の映画三昧も今回はお休み
う~ん、眠いし疲れてるし、偏頭痛もするし、コンディション下降線
この状態で、あと1週間は頑張らないと
先日届いた、「マリオカートWii」、子供達がめちゃくちゃハマってる
も出来ないクセに、ハンドルくれって泣いてる
マリオカートシリーズは、今まで極めてきた(しかし対戦は弱い)んで、俺もじっくりやりたいけど、ナカナカやらせてくれない
ゲームとしてTVを取られてるから、録画した番組も、TVも見れないし
今更だけど、ダブルウィンドウがついたTVが良かったなぁ…と
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力が出ない、運使いすぎ?

2008-04-12 20:11:18 | 日々をたらたら(日記)
 ここんとこ2週間くらい、色々大変でめちゃ疲れてる
なので、ブログもなかなか進まないね~。
今週は平日天気が悪くて、やっと今日良くなったんだけど、何もできんかった
あと1週間くらいは、こんな状態が続くかなぁ。
子供達の元気な姿を見て、ちょっとパワーもらわないとね

そうそう、ここ2週間で懸賞がまた2つ当たったよ
一つは、あるサイトのアンケートに答えて、抽選でもらえる1000円分のクオカード
ここのサイトは、過去3回。ゲームソフトと試写会x2当たったことがあるゲンの良い場所
有難く使わせてもらいます またマメに応募しようっと
そして、ビックリしたのはもう一つの奴。
キンキン(愛川欽也)監督の、「いつも二人」という映画の招待券
封書開けて、本人である俺がビックリ
…正直、応募した覚えもないし、そもそも(映画好きな俺なのに)そんな作品の存在も知らなかった
酔った勢いってのも無いはずだし、なんで当たったんだろうか?
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第3戦 バーレーンGP・決勝

2008-04-07 21:40:05 | えふわんの部屋
 まずはマッサ選手からでしょうね
彼はここバーレーンや、トルコなど、得意とするコースでは、全くノーミスで素晴しい走りをしますね
家族総出で「背水の陣」に挑み、見事栄光を勝ち得て、とりあえずホッとしたでしょうが、不得手のコースに対する走りを見てみたいとも思ってます
 残念だったのは、PPスタートのクビサ選手、あっけなくスタートで先行されてジ・エンドでした
ただ、BMWは確実に2強を捕らえているようです
トゥルーリ選手、ウェーバー選手、ロズベルグ選手も、現時点では精一杯のポイント獲得ですね。
彼らの同僚、グロック選手はまあまあイケてると思いますが、その他はイマイチでしょうか
特にクルザード選手は、どうも巻き込み事故が多すぎる
まあ、今回はバトン選手も滑ってましたからね~。
バトン選手同様、クラッシュが多いのは、ベッテル選手。
彼らはちょっと悪循環ですねぇ
その中で、いつも感心しているのは、琢磨選手の1周目です
ここ最近の彼の1周目の順位はかなり上がってるんですよね。
クラッシュも少なくなったし
ただ、残念なのは、マシンが遅いので、見所が1週目で終わってしまう点。
早く這い上がってくれ~ スーパーアグリ
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『神霊狩/GHOST HOUND(全22話)』を観ました。

2008-04-06 10:58:11 | あにめ&ひーろーの部屋
 日本の地方の町(九州北部の架空の町)に住む、三人の中学生たち。彼らはそれぞれ、消し去ることの出来ない過去を持っていた。だから、なのか、また違う理由があるのか、三人は<現世>とは異なる世界、<幽世>(かくりよ)へ魂(たま)抜けすることで、行き来する様になる。(プロダクションI.G.作品紹介より)

 なんてコトない田舎町で起こった誘拐事件、謎が多いこの事件が中心に進む前半は、のどかな絵柄とは裏腹に、結構描写が怖いです
また、事件そのものというより、「幽世(かくりよ)」という存在と、「現世(うつしよ)」とのつながりを紹介してるって感じです。
俺が昔ちょっと興味をもった、「幽体離脱」かなぁ
後半、物語は「幽世」なんてレベルじゃありませんでしたね
ある組織の存在・そこで行われている実験、その町で起こる現象なんかが話をどんどん大きくして、盛り上げます
そんな大きな中に、主人公を始めとする3人の子供達の心の変化・成長が見られたのが最後結構嬉しかったです
…て、無難な感想を述べましたが…
「プロダクションI.G.+士郎正宗」というのは、過去「攻殻機動隊」なんかがありました。
あれは面白かったけど、おバカな私には、「電脳世界」のこととか、沢山出てくる専門用語に四苦八苦した
で、覚悟はしてたけど、今回も予想通り、ワケわかんない部分は沢山ありました
あまり本編とは関係ないだろうけど、各話のタイトルが全く分かりませんでした。
キーワードもいっぱい出たけど、チンプンカンプン
でも楽しめるってんだから、すごい作品なんでしょうね
ちゅうことで、幽体離脱してみたい~で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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第3戦 バーレーンGP・予選

2008-04-05 22:00:00 | えふわんの部屋
 サクヒールはいつ見ても殺風景ですね
Q1
 琢磨選手のスピンは残念でした。今のチーム・マシンの状態からして、どちらにせよ最後尾にはなったと思いますが、リアセクションを壊してしまったんで、チームに予備パーツがあるのかが一番の心配です
Q2
 ボーデ選手がなかなか良いですね 今回は同僚ベッテル選手より仕上がりが良いみたいですし、F-1ルーキーとはいえ、彼のレース経験はあなどれません明日は頑張ってカミ回して欲しいです
 中嶋選手は、やはり予選が課題ですね。今宮さんが、彼と同僚ロズベルグ選手とのウォームアップ方法の違いを指摘してました。
実際に中嶋選手本人のコメントも、タイヤの暖め方について言及してましたし、難しいもんなんですねぇ
 ピケ選手はフリー走行でアロンソ選手を上回ってて、好調のようでしたが、やはりいざとなると、アロンソ選手の限界走行が冴えますね
Q3
 なんと言ってもクビサ選手ですね。初ポールおめでとうございます
明日はなんとしてもスタート→1コーナーを制して、フェラーリ勢を従えていって欲しいものです
2番手マッサ選手は、早くも「背水の陣」どうなりますかねぇ

今週は、ここサクヒールでは、GP2もあり、ビルヌーブ選手がスポット参戦するスピードカーレースあり、アメリカでもIRLがあり、日本でもフォーミュラ・ニッポン開幕戦があり(天気良いし、絶好の観戦日和ですなぁ)ワクワクします。
TV放送が殆ど無いのが悲しい
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『バベル』を観ました。

2008-04-05 09:21:14 | えいがかんしょうの部屋
 遥か遠い昔、言葉は一つだった。人間たちは神に近づこうと、天まで届く塔を建てようとした。怒った神は言葉を乱し、世界はバラバラになった。
-旧約聖書の創世記に記された、バベルと呼ばれた街の物語。(公式サイトより)

 2006年の話題作でしたね。日本ではどっちかと言うと、菊地凛子が助演女優賞獲れるかってニュースで
ただ、そんな話題が先行してて、作品そのものの予備知識が殆ど無かった俺でした。
それが正解だったかも
物語はモロッコで暮らしている羊飼いの兄弟が、遊び半分でライフルを撃ったところから始まります
人を狙ったワケじゃないこの1発の銃弾。ここから、この銃弾に関連する(ってのは後半分かってくるんですが…)幾つかの国・人々の物語が並行して描かれています
しかし、どの物語も重い・息苦しいです。
夫婦なのに絆が切れかけている親子なのに愛情が通じていない親子のように慕っていたのに、世間が許さない
一番身近にいる存在の人とのこの「悲しい距離感」がなんとも言えないですねぇ
更に、「国が違うので、言葉が通じない」「声が出ないので、話ができない」などの別の「距離感」があり、ホント苦しいです
そんな距離があるために生まれてしまう「誤解」「偏見」なども加味されて、心底落とされてしまう心境です
そんな展開を1.5時間近く受けた後、一つ一つ繋がりつつあるこれらの物語。
音も無く静かに、そ~っと、その最悪だった「距離」が消えていくんです
これが見事
大げさでもない、ハッピーな大団円にもなってないのに、癒されていくのは、落とされた「底」があまりにも深かったからでしょうか
音楽もとても印象的ですが、それ以上に印象的だったのは、「無音」の空間ですね
菊地凛子演ずる聾唖の女子高生。色々な人が、物が騒々しい東京の中で、まるで、「彼女の身になってみて」と言わんばかりの「無音」の悲しい雰囲気は、ラストシーンである彼女の涙に繋がってて、これも超見事
ちゅうことで、ゴールデングローブ賞・作品賞も納得の90点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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