半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『パコと魔法の絵本』を観ました。

2009-09-05 05:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 一代で会社を作り、我侭放題に生きてきた大貫は、持病で入院していた。病院には、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていた。その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。我侭な大貫だったが、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるように。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかける。
goo映画より)(公式サイト

 中島哲也監督の作風は、変化があって面白いですよね
「下妻物語」、「嫌われ松子の一生」と観てきていると、「次は何をしてやろうか」なんてセリフが聞こえてきそうですもん
でこの作品も、またまた独特の世界感で
サリーちゃんパパのような頑固会長・大貫の存在が強いはずなんだけど、脇キャラもかなり存在感を見せてて、若干陰が薄いかも
土屋アンナはハマリ役だし、小池栄子は誰だか分からなかったし・・・一番目についたのは、やはり國村隼ですね
あんな渋い人が・・・凄みのあるオカマで、圧倒されました
そんな病院の(唯一の?)花、パコはホントに可愛いです
彼女の笑顔と無垢な気持ちは、我儘ジイサンの氷山を溶かすには充分でした。
そこで、感動物語に仕上げるのかと思いきや、終盤はCGキャラをフルに活用したまんま「絵本」の物語 こんな展開にもビックリ
ちょっぴり悲しい結末なれど、終始明るい絵本になってて、清清しいってのは、変な感じです。
ちゅうことで、シャアもどきも部屋にいたねぇで50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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