半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『22年目の告白 -私が殺人犯です-』を観ました。

2017-06-23 17:37:02 | えいがかんしょうの部屋
 かつて5人の命が奪われ、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件。その犯人が、事件から22年後、突然みずから名乗り出た。会見場に現れたのは、自身の告白本を手に、不敵な笑みを浮かべる曾根崎雅人(藤原竜也)という男だった。顔をさらし、肉声で殺人を告白する曾根崎の登場にネットは熱狂!
賛否両論をまき散らしながら本はベストセラーに。それだけでは終わらない。
マスコミを連れての被害者遺族への謝罪、刑事(伊藤英明)への挑発、そして、サイン会まで。そのすべてがあらゆるメディアを通じて発信され、SNSで拡散されていく。それは、日本中を巻き込んだ新たな事件(ゲーム)の始まりだった・・・。
日本中が釘づけにされる告白の行方は・・・? 事件(ゲーム)は、とんでもない領域へと加速していく!
公式サイトより)

 2012年に韓国で大ヒットした「殺人の告白」という作品を日本でリメイクしたそうです。劇場で鑑賞しました
映画のタイトルが出るのが十数分後という異例の遅さでした。その間、その過去の殺人事件の断片的なシーンが物凄いスピードで映し出されます。
その直後から、現代に時代が映りますが、その過去の登場人物との「繋がり」をしっかり把握しておくと、すんなり物語に入れるなぁ・・・と思いました。
(事前にネットでそんな話があったので、俺はネットで相関図をチェックして臨みました
曾根崎登場のシーンも、まあ長いこと・・・公式記者会見の演出に、プロジェクション・マッピングを活用しちゃって、でも顔はなかなか見せない・・・こんな紹介も凄いなぁ。殺人犯なのに・・・
そこからの曾根崎の行動は凄いですね。SNS、マスコミ・・・現代の情報社会の「術」をフル活用して、売りこみまくります。
最初は「金目的?」とも思ったんですが、どーもひっかかる部分が根底にひきずっています・・・
そして、名物キャスター・仙堂(仲村トオル)との対峙から、ギアがまた1つ上がります
時効となって、これ以上何の動きもとれない中での「事件の真相暴き」なのに、緊張感ありますねぇ・・・
更に「真犯人」たる別の奴も出てきてカオスと化してきました。いやぁ、TVに釘づけになっている劇中の民衆と同様になっている自分がいました
ここで、真相がかなり判明するものの、犯人に向けての「道」がほぼ閉ざされてしまった・・・と思いました。
・・・が、ココからは、意外な「地道捜査」と、「ある行動」で、道がまた開かれてしまいました。
「道」についてココで詳しくは言えませんが、最後までしっかり楽しませてくれる、面白い作品でした。
藤原竜也さんのこういったキャラは、本当に魅力的です。他の人も良かったですよ。
ちゅうことで、韓国では、時効の取り扱いはどーなってるんだろか・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『進撃の巨人(シーズン2・全12話)』を観ました。

2017-06-21 22:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 女型の巨人との戦闘の後、壁の中から発見された巨人。その正体を聞き出そうと、ハンジはニック司祭を激しく責め立てるが、ニックは脅しに屈することなく黙秘を貫くのだった。遡ること12時間前、ウォール・ローゼ南区で待機するコニーやサシャら104期生のもとに巨人が多数襲来したとの情報が伝えられる。巨人の群れが進む先には、コニーの故郷の村があった。コニーたちをそこへ向かわせるため、分隊長のミケがとった行動は……?
公式サイトより)
 やっと、やっと待望の第2シーズンです!!
だって、ドラマとかでも、普通1年から2年で1シーズン進むものなのに、前シーズンがオンエアされたの、2013年ですよ
この4年間の間に編集、音響をレベルアップさせた劇場版が2作品、実写映画が2作品、上野の「進撃の巨人展」や、USJのアトラクション等々、何とか話題を落とさずに来たものの、やはりファンは、この2ndシーズンを心から待っていたと思うんですよね
オープニングの曲から、やはり盛り上がらずにいられません・・・今シーズンは、まさに「心臓を捧げよ」って感じですもんね
そして、最初の話から、ミケと「猿の巨人」の話ですか・・・前シーズンの1話に匹敵するくらいのインパクトでした
そこからは、原作と同様、怒涛の展開で、休むシーンが無かったように思います。
コニーの村の謎の話、ユミルとヒストリアの話(こちらはまだまだ続きがあるけど・・・)、そして一つの大きな真相であった「鎧の巨人」「超大型巨人」の正体と戦い、エレン誘拐・・・
あっという間の出来事でしたが、なんで1クールで終わりなの???って感じです。
前シーズンが2クールだったんで、はなっから期待していたし、散々待たされたって気持ちもあっただけに、(演出、視覚効果も相まって)毎回盛り上げてくれただけに、1クールでは残念極まりないです
一応、今回の最終回は、エレンとミカサのシーンやら、エレンの隠された「能力」の話やら、それ(終わり)っぽい雰囲気を醸し出して・・・演出上手ですぅ
次は来年ですか・・・クオリティ保つためには仕方ないのかも知れないけど、待ち遠しいなぁ・・・
ちゅうことで、次のシーズンは、原作の流れでいうと、「静」になるような予感・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『小さな巨人(全10話)』を観ました。

2017-06-20 20:55:21 | どらまの部屋
 実力で“未来の捜査一課長間違いなし”と呼ばれるまでの活躍をする捜査一課の刑事・香坂真一郎(長谷川博己)。香坂は、捜査一課長を目指していたが万年所轄刑事だった父・敦史のため、妻・美沙のため、そして自分のために捜査一課長を目指して邁進してきた。だがある日、取り調べの際にひとつのミスを犯してしまい、これまで評価してくれていたはずの捜査一課長・小野田(香川照之)の証言により、所轄へと左遷させられてしまう。出世街道から外されてやってきた所轄には、小さな事件でも不器用ながら己の正義を信じ事件に挑む同僚たちがいた――。
TBS番組紹介より)

 日本のドラマはマメにチェックしてない俺ですが、「日曜劇場」だけは、結構な頻度で観ていますね
ヒットし、話題になる作品が多く輩出されてますもんね
特に、今回の「小さな巨人」は、「半沢直樹」「下町ロケット」を手掛けたスタッフが結集しているというのを知って、即チェック決定でした
自分からしたら、主人公・香坂は(デキる人ではあるものの)普通の刑事って感じですが、警察内部ってのは、かくも複雑なんですねぇ・・・
1-2話で、内部事情とかの解説を至るところでやってくれたので、ドラマの背景たるものが良く分かりました
ちょっとした事件により、左遷されちゃった香坂なれど、自分の汚名というより、その事件がどうしても気がかり故、周囲のプレッシャーにもめげずに独自捜査を繰り返します。
まあ、所轄の面々がいい人たちであり、昔ながらのドロ臭い捜査・・・香坂さん、とっても居心地よさそうですよ
事件を追っていくうちに、どんどんと警察内部の「黒いところ」が出てきますが、最初から誰もがマークしていた小野田なれど、なかなか核心に辿りつけないどころか、回りの人々の「アカ」が出てきて、興味はつのる一方です・・・
香坂のほうも、スカッとするような解決にはいつも至らず、後味が悪い状態が続きますねぇ。。。
後半の物語は、どーもみても、今、世間を騒がしているXX学園の話をパクっているようなもので、笑いましたね。
理事長がアッコさんというのも、まあ適任だこと
この話も最終回ギリギリの時間まで難航してましたね。
いつ、スカッとさせてくれるのか・・・と思いましたが、今回はそこまで至らなかったどころか、何だか続編作るのかなって流れ(主人公やその他の事件後の話)があって・・・
まあ、スカッとしない職場なんでしょう・・・
ちゅうことで、香川照之さんの強烈な演技は、ある意味一番スカッとしたかも・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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今年のル・マンも悔しい結果に・・・

2017-06-18 22:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 天気予報完璧、ずーーーっと曇天なり
昨日の夜から、世界3大レースの1つ、今年としては、モナコ、インディ500が終了しているので、最後のレースである、「ル・マン24時間レース」がスタートしてる
昨日夜10時のスタートを見てから布団に入り、今朝は3時に起きても、映画鑑賞の合間にレース中継を見ていた。
今年は、JSPORTSで、24時間、完全生放送をしてくれているので、嬉しい限り
ただ、昨年の悔しい結果(当時のブログ)であったトヨタを勿論応援していたんだけど、3台体制で挑んだうち、1台がマシントラブルで脱落していた。。。
まあ、可夢偉選手の7号車はトップを快走しているし、今年は(トヨタチームとしては)2戦2勝だし、大丈夫だろう・・・
・・・という事で、映画を見まくった後、ジョギングに出かけた。
もともと今日は走る予定は無かったけど、今晩、トヨタが優勝したら、祝杯を上げたい・・・そうなると、明日朝は走れなさそう・・・という計算で、明日走る分を今日に繰り上げた
戻ってから朝食をとり、レース中継をバックにかけながら、ブログでもさばこう・・・と思っていたら・・・
TVに映っていたのは、セーフティカー先導でのスローペースの映像、そして、トヨタ9号車のバースト映像と、トヨタ7号車のストップの映像だった・・・
9号車は3輪で必死にピットを目指していたけど、あと数百メートルというところで、残っていたバッテリーも使い果たしたようで、THE END
うわぁ、こんな厳しい現実が今年も訪れてしまうとはねぇ・・・辛いなぁ
今年こそ、上手くいけば、1-2-3フィニッシュも出来る・・・と思っていたんですけどねぇ・・・
24時間の半分も走れなかったという現実を知り、今日の予定(ずっとル・マンを見て、夜は祝杯)はキャンセルになりました
あ、一応、父の日だったんですね。
夜、カミさんが、スイーツを買ってきてくれたんで、美味しく頂きました
・・・それにしても、今日はやはりル・マンだよなぁ。。
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『ザ・ギフト』を観ました。

2017-06-18 07:30:00 | えいがかんしょうの部屋
 シカゴからカリフォルニア州郊外に移り住んだ若い夫婦サイモン(ジェイソン・ベイトマン)とロビン(レベッカ・ホール)は、人もうらやむ幸せな生活を送っていた。その新天地はサイモンの故郷でもあったことから、偶然、買い物中に高校時代の同級生ゴード(ジョエル・エドガートン)から声をかけられる。ゴードのことをすっかり忘れていたサイモンだったが、旧友との25年ぶりの再会を喜んだゴードは、次々と贈り物を届けてくる。しかし、その過剰な様子に、2人は次第に困惑。とりわけサイモンは露骨にゴードを煙たがり、ついに強い口調で“もう自宅に来るな”と言い放つ。やがて夫妻の周囲で続発する奇怪な出来事。そこへ、ゴードから謝罪の手紙が届くが、そこにはサイモンとの過去の因縁をほのめかす一文があった。果たして25年前、彼らの間に何があったのか。頑なに口を閉ざす夫への疑念を募らせ、自らその秘密を解き明かそうとしたロビンは、衝撃的な事実に行き当たる……。
MovieWalkerより)
 サイモン夫妻・・・旦那は出世頭、妻は美しく、家は豪邸・・・悪い要素が無いじゃないですか
そこに、「同級生」というだけで、ヒトヒトとくっ付いてくるゴード・・・ちょっと気持ち悪い感じがしたのは確かです
まあ、サイモンが、ちょっと「度が過ぎた」ような扱いをする序盤も、あれ とは思いましたけどね・・・
一応、「もう会わない」という形で決着したものの、ロビンの恐怖はぬぐいされない状況です。
ロビンの「被害妄想」なのか、それとも、現実に「怖い状況」なのか・・・一つ一つのシーンも現実なのか夢なのか分からない点、中盤、観ているこちらも混乱させられましたね
その後、中盤以降で見えてくるのは、恐怖の中心であったゴードではなく、サイモンの「過去」でしたね。
ロビンの行動によって、次々と見えてくるサイモンの「過去の姿」・・・前半の話で勝手に括ってしまっていた俺の予想は真逆になっちゃいました
結構な話の「返し」だったのに、物語は更にまだまだ続きますね・・・
サイモンも、子供か生まれるタイミングで、別件(仕事)でも本性がバレてしまって散々な上に、あの「贈答品(ギフト)」・・・番号が書かれている順番にプレゼントを開けていくシーンは、何が出てくるかこちらも興味津々でした・・・怖かった
どこまでが本当、どこまで「仕返し」したの 
そういった部分を全て見せないまま終わらせるこのラストは、計算なんでしょうね
ちゅうことで、生まれてくる子供の目を確認する親って・・・で80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『貞子vs伽梛子』を観ました。

2017-06-18 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 女子大生の有里(山本美月)は、見たら2日後に必ず死ぬという“呪いのビデオ”を手にする。親友の夏美(佐津川愛美)がビデオの不気味な映像を見てしまったため、有里は都市伝説の研究家でもある大学教授・森繁(甲本雅裕)を訪ねる。しかし、悪霊祓いの最中におぞましい惨劇が勃発。そこに霊能界の異端児・常盤経蔵(安藤政信)と、経蔵の相棒で生まれながら強い霊感を持つ盲目の少女・珠緒(菊地麻衣)がやってくる……。女子高生の鈴花(玉城ティナ)は、足を踏み入れた者は生きて戻れないという“呪いの家”の向かいに引っ越して来る。ある夜、鈴花が向かいの家をうかがっていると、行方不明になった小学生の姿を目撃する。居ても立ってもいられなくなった鈴花は、呪いの家へ向かう。やがて鈴花は恐る恐る内部に足を踏み入れ、彼女の悲鳴を聞いて駆け付けた両親もろとも、この家に棲みつく伽椰子と俊雄に襲われる……。2つの呪いを解くために、経蔵は貞子と伽椰子を激突させ、同時消滅させるという驚くべき計画を立てる。有里と鈴花に呪いの家で呪いのビデオを見るという恐るべき作戦を指示するが、それは想像を絶する戦慄の事態の始まりだった……。
MovieWalkerより)(公式サイト

 平成の日本のホラーを牽引してきた 「リング」の貞子と、「呪怨」の伽梛子、これをvsで付けただけというタイトルですが、興味はありますよね
ヒーローキャラのvsモノってのは、多数作品が出てて、そこそこヒットしてますけど、最恐キャラのvsモノといったら、最近だと「フレディvsジェイソン」くらいですか
あちらは、動きが多いキャラですが、この日本の最恐キャラ2人は、ジメジメした呪い系のキャラなんで、戦うというのが思いつきませんし、ネタにもならないものと思ってました
 主人公達は、吸い込まれるように、この最恐キャラの基に導かれていますね
どちらも絶望の状況でしたが、そんな中で、「2人を戦わせる」という案を出す人も尋常ではありません
一応、vsということで、待望の戦いが始まりはしましたが・・・あれ 何だか一瞬で終わってしまいましたね。
終わったというより、2人の間で戦って、人間は安泰・・・というような都合良くはいかなく、人間は変わらずに次々と殺されてしまうから、vsどころじゃないですよね
挙句の果てには、合体 みたいに更に最恐になってしまう始末・・・よってもって、主要キャラは全滅じゃないですか
やはり、自分の身の丈以上の「存在」を操作しようとしちゃダメという、戒めの作品だったんですね。なるほど
ちゅうことで、山本美月チャンが旬なだけに、このタイミングでこの作品はねぇ・・・で15点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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たまりまくりのストレスを解消するためには・・・

2017-06-17 22:00:00 | 日々をたらたら(日記)
 昨日は嵐だったけど、今日はめちゃいい天気だね
今週は色々とストレスがたまる出来事がやたら多くて・・・しんどかった
で、昨日は早々に寝たものの、やはりあまり寝付けず、2時には起きてしまった。
発散するためには運動を・・・ということで、3時からジョギングに出かけた
走っている最中も、「あーやだ」「やってらんねー」を呟きながら・・・
途中、目の前にコイツがいたときには、笑顔になったけどね。

ブツクサ言いながらだと、距離を感じなくて、気が付いたら、2時間弱、16kmも走ってた
帰ったら、まだ5時だというのに、Kが起きてた。
そうだ、Kは今日から修学旅行だった 
休日に奈良京都って、人混みがすごくて、旅行にならないのではないかなぁ
待ち合わせ場所まで送ってあげた。いってらっしゃい
朝は、いつものお買い物&マックに出かけた。

帰ってからは、特に予定がなく、のんびりしていた。
「トップガンの続編が」みたいなニュースが出てたので、思わずAVアンプつけて、大音量で、「トップガン」を見直した。
その後も、そのまま大好きな作品を幾つか出してきては再生(BD)した。
・・・よってもって、やっと、夕方くらいに、昨日からたまっていたストレスが発散した感じ
自分なりの解消法だけど、これでいいのか悪いのか
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『カムイの剣』を久々に観ました。

2017-06-17 03:00:00 | あにめ&ひーろーの部屋
 大きな時代の転換期を迎えようとしていた幕末。母姉殺しの罪を着せられていた次郎は、旅僧・天海に助けられ、仇と目される太郎左を倒す。その後、天海の下で忍びの修行をうけ、数年後ツノピリカ・コタンへとおもむいた次郎は、そこの長老より本当の母オヤルルの存在と、真の父は太郎左であると知らされる。
MovieWalkerより)

 公開は1985年ですか・・・当時、「角川アニメ」という形で、劇場作品が結構リリースされていましたが、その中ではピカイチで好きな作品がこの「カムイの剣」です
矢野徹さんの同名小説を、りん・たろう監督が仕上げてくれた作品です
話は比較的単純で、父親、母親、(姉までも)奪ってしまった天海を倒すための、次郎の試練、成長の物語です
一応、幕末期という設定で、各軍の勢力拡大のための資金源「キャプテン・キッドの財宝」を探すというトレジャーハンティングの要素もありますが、正直、あまりそちらには興味が持てなかった俺です
先にラストの話をして恐縮ですが、隆盛極める西郷隆盛と対面するが、そんな話には興味が無いという次郎が格好良い・・・次郎もそんな政治話は興味が無いのです
この作品の魅力は、やはり「動き」と「音」だと思っています
武士、忍・・・彼らのアクションは当時、目を奪われましたね。「風」を観てて感じるくらい、ものすごくスピーディです
比較的暗いシーンでの戦いが多いのですが、そんな暗い中で、飛び交う手裏剣とそれをはじき返す刀のみがキラリと光って、これもめちゃ映えます
そして、「音」。
宇崎竜童さん、林英哲さんが奏でる劇中の音楽は、完全に「和」に徹しています。
沢山の「声」と、重厚な「和太鼓」の鼓動が、この世界に完全にマッチしています
当時、サントラを買ってしまった記憶が残ってますよ
次郎天海の最終決戦のシーンは、戦う前の「静」の状況から一転、急速に激しい戦いになる「動」にかけては最高ですよね。
現代のアニメのクオリティは私が語るまでも無いものですが、それとは確実に違う系統であり、全く色あせないアニメだと思います
ちゅうことで、渡辺典子のエンディング曲は、絶妙なのか微妙なのか・・・後者かも・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『HOMELAND(シーズン6・全12話)』を観ました。

2017-06-15 22:00:00 | どらまの部屋
 アメリカに戻ったキャリーは、ニューヨークで不当な扱いを受けるイスラム教徒たちを保護する組織に身を置き、新たなスタートを切っていた。時を同じくして、米国初の女性大統領誕生の日を迎えようとしていたその地では、CIAの恩師ソールと策士アダールが、側近的立場として任務に携わっていた。一方、なんとか一命を取り留めたクインは、帰国を果たすものの、今後の生活との葛藤の日々が始まり・・・。
9.11から15年、より一層複雑化した国際情勢の中で、新たな大統領の就任は、アメリカに、そして世界にどんな影響を及ぼしていくのか? ニューヨークという因縁の地で、キャリーの終わりなき戦いがまた始まる・・・!!
FOX番組紹介より)
 早いもんですねぇ、HOMELANDも・・・まあ、俺は3年前から急に追いついてきたから、そんな気分なのかも知れません
前シーズンは、腐れ縁であるキャリーとクインの、辛い再会が印象に残っています。テロ阻止のためとはいえ、キャリーがクインにとった行動は、厳しい選択でしたよね
今シーズンは、キャリーも、娘に会えない厳しい状況ではありますが、クインは更に酷い状況であったことがすぐに理解できます。
そんな中で、女性大統領であるキーン誕生前、物騒な状況であることと、戦地に赴いて亡くなった息子の「英雄説」の真相についての問題が慌ただしくなってます。
「英雄説」の真相というより、反体制力の「情報操作」が結構強烈ですよね。まあ、この国のこういった戦い(駆け引き)は、ココまでやるもんなんでしょうねぇ
・・・と色々と今回の要素を述べはしたものの、今回の主役は、あえて「クインだった」と言わせてほしいです
1話からまともでは無い状況であった彼、周囲の目もまともに見てくれず、正しいと思った行動が、キャリーにまで否定されてしまう始末・・・
更に、自分を生かしたキャリーの「辛い選択」の真実も知ることになり、自分を壊したのは彼女(キャリー)であるとも思ってしまう彼・・・
残念ながら、前半のクインの行動を、俺も疑ったのは確かです・・・
・・・しかし、彼の本心・信念は、前シーズンで負った傷より前から、全く変わってませんでしたね。
テロの黒幕をたった一人で突き止め、誰にも信じてもらえない中行動して・・・
最終回の大統領を守るシーンは、このドラマの中でも一番焼き付いたシーンではないでしょうか
死を悟っていましたよね。クインの表情は・・・見てて辛かった
彼を亡くしたのは、このシリーズの大きな転機にもなりうる事件でした
ラストで、CIA関係者をことごとく反逆者として弾圧する形で豹変してしまったキーン大統領。これもビックリ
こんな彼女を命がけで救ったのか、クインは・・・浮かばれないじゃん
側近に就任したキャリーは、次のシーズン、どうなっちゃうのか・・・心配です
ちゅうことで、クイン、あんたはずっと格好良かったよ・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『プリズン・ブレイク(シーズン5・全9話)』を観ました。

2017-06-13 22:00:00 | どらまの部屋
 マイケルは、サラの脱獄の犠牲となり命を落とした。あれから数年―、現実を受け入れリンカーンやサラたちは平凡な生活を取り戻そうとしていた。ある日、息子と暮らすサラの手元に一枚の写真が届く。それは、マイケルが今も生存し、中東イエメンの刑務所に服役しているかもしれないという証拠だった…。果たしてマイケルは本当に生きているのか!?マイケルの生存確認と救出のため、リンカーンとスクレたち仲間が再び手を組み、国を越えた過去最大の脱獄計画に挑む!
FOX番組紹介より)

 全4シーズンでしたかね。もう7年も前のことだから、忘れてしまいました
4シーズンの後に後日談としてやってた「ファイナル・ブレイク」というエピソードで、サラを救うために命を落としたマイケル・・・
まず、今回のシーズン5をやるにあたり、彼が生きていたという強引な設定に持ち込むのが凄いですよね。凄いというのは、「呆れる」という意味です
今回、久々に再開することにあたり、過去のスタッフ、キャストがかなり意気投合したというニュースを知りました。
話を追っていくと、確かに、途中で、懐かしいキャラが次々と出てきます
正直、ティーバックとか、シーノートとかは、物語の本編とはそれ程絡むワケでもなく、本当に意気投合出演って感じです。
あれ程仲の良かったスクレなんて、中盤に1シーン出てくるレベルです、友情出演と言っても薄いくらい
このシリーズを過去に散々語っていますが、シーズン1の序盤が一番見どころでしたよね。難攻不落の刑務所から脱獄するために、全身に(意味のある)入れ墨をして・・・
それ以降は、ただの逃走ドタバタ劇になっていたのですが、今回も、残念ながら、場所がアメリカじゃないだけで、逃げまくっているのは同じです。
「ああ、やっぱり変わらないや・・・」と苦笑するドラマでした
ちゅうことで、文句言っても見続けている俺も悪い?・・・で30点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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