ハンターズ専用機

土肥実験室の大判プリンター。
久しぶりに電源のスイッチを入れてみました。
というのも9月に２つの学会主催の発表会に出場するため
使用するポスターを印刷しなければならないからです。
かつて大型プリンターといえば100万円以上。
軽自動車ぐらい高価なものでした。
チームがいつも使っているこのプリンターはキャノン製。
10年ほど前に学校（県）で購入したものですが、
価格は下がったとはいえ、当時の市販価格は約60万円。
とても高価な贅沢品です。
当時の記憶ではこのような大判プリンターを持っている高校は
まだ少なかったのですが、そんな中で学校は購入してくれました。
ちょうど初めてポスター発表に出場したフローラが
他の研究班を誘ってさまざまな学会に参加するようになった頃です。
おかげさまでたくさんのチームが出場しては自分磨きをしました。
他校に先駆けて大判プリンターを購入した本当の理由はわかりませんが
きっと名農生のやる気に応えてくれたものだと信じています。
その後、情報処理室に専用の大判プリンターが設置されたので
現在このプリンターを使っているのはおそらくハンターズだけ。
気がつくとご覧のとおり、フローラのiMacが接続されています。
2ケ月ぶりに目覚めたプリンター。
ハンターズのポスターを印刷し始めました。

目指すは駿河国

土肥実験室のテーブルに広げられたポスター。
学会に参加するハンターズや1年の研究生たちのものです。
大判プリンターで印刷したてなので
机の上に並べて乾燥させています。
実はこのポスター、２種類の用紙でできています。
奥に並んでいる３枚はコート紙という紙。
ちょっと厚めの模造紙といったところでしょうか。
これらは仙台で開催される日本植物学会で使うもので
製図用の筒に入れて持参する予定です。
手前のポスターは日本土壌肥料学会用。
こちらは不織布でできています。
布なのでコンパクトに折りたたんで持ち運びができるため
遠く静岡まで持参しやすいからです。
また今回は使いませんでしたが
プラスチック製のユポ紙もあります。
こちらはシワになりにくく耐水性がある紙です。
これらをその用途によって選択しては使用しています。
もちろんこれらの紙はすべてフローラの置き土産。
買えばとても高いので新生ハンターズにはありがたいお宝です。
さて明日ハンターズは日本土壌肥料学会が開催される
静岡大学に向かって出発します。
もちろん彼らのカバンの中には不織布でできた
このポスターが入っています。