花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フローラ復活か

2019年09月14日 | 研究
馴化温室でハンターズが春から栽培してきたクワイ。
数年前にフローラJr.が挑戦した時は、
エアレーションしなかったため途中で水が腐敗して失敗。
今回はその失敗を活かしてエアレーションはもちろん
クーラーで水温上昇を防いできました。
下で赤いライトが点灯しているのが観賞魚用のクーラー。
工夫や熱心な手入れの甲斐あって、こんなにも大きくなりました。
そこで満を持してLEDを照射。
これは波長660nmの赤いLEDですが
450nmの青いLEDを照射しているクワイもあります。
フローラは植物にLEDを10年も照射し続けました。
そのため、それぞれの波長の光が
地上部にどんな作用を及ぼすか知っています。
しかし今回知りたいのは地下部。
果たして地下に影響を与えるのかを探ろうとしているのです。
温室にLEDも設置され、まるでフローラが復活したかのよう。
いよいよ宝探しの始まります。
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下克上

2019年09月14日 | 研究
ポスター発表会まであと数日と迫った先日、
土肥実験室には本格的な練習をしているチーム名農の姿がありました。
発表しているのは1年生の研究生。
その1年生に質問をしているのが2年生のハンターズです。
この2チームの研究内容は塩害について。共通のテーマです。
したがってお互い質問しあう練習を始めました。
でも面白いのはそのやりとり。
なんと先輩が質問してもちゃんと1年生が答えを返してくるのです。
これには驚いたハンターズ。先輩として立場がないのかちょっと焦っています。
するとこの後、逆に先輩の発表に質問し始めた1年生。
なかなか鋭い質問に先輩も困った顔をしています。
ではなぜ1年生は2年生のハンターズと互角に渡り合えるのでしょう。
この理由は単純です。
2年生のハンターズも1年生の研究生も研究を始めたのは今年の春から。
したがってどちらも初めてのポスター発表なのです。
経験がない2チームは学年こそ違え、どちらも初心者。
下克上が起きても仕方がありません。
あとは本番での度胸。負けるなハンターズ。
さて、昨日この地域はきれいな中秋の名月が顔を出しました。
月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月。
心も洗われるようなきれいな秋の満月でした。
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