チームフローラフォトニクスが研究活動で
徐々に成果を上げてきた2010年頃。
同じく熱心に研究活動に取り組んでいたチームがありました。
それが野菜班のあるグループ。
生物や人工光による病害虫防除研究に取り組んでいました。
さまざまな研究機関のアドバイスや助成金をいただきながら
それはかなり本格的な活動をしていたライバルですが
よくフローラと一緒にポスター発表の練習をしては
学会主催の発表会に参加したチーム名農の同志でもあります。
しかしどんな場合もそうですが、指導される方が変わると
研究の方向性は大きく変わるもの。
この野菜研究チームも先生が異動になり
現在はまったく違う研究に取り組んでいます。
先生が異動される際、フローラに置いていったのがこの測定器。
スペクトラムと表示されたアメリカ製の装置です。
これは光の中の赤色光(R)と遠赤色光(FR)の比率を表示するもの。
フローラはこの装置を使って切り花用のガーベラの
茎を伸ばす技術開発に成功し、科学技術コンテストでグランプリを受賞しました。
日陰で栽培するとRよりFRが多くなるため、植物は光を求め茎を伸ばし始めます。
この方法だと茎は伸びますが、光不足で健全に育ちません。
そこでフローラは太陽光がたくさん降り注ぐ温室の中で
わざとFRのLEDを照射して日陰にいると錯覚させたのです。
FRが多いのでガーベラは茎を伸ばしますが
葉にはいっぱい光が当たっているので元気一杯。高品質。
今考えてもびっくり仰天のライトマジックショウでした。
この研究を成功させたのはチームたった一人の女子。
初代メンバーが失敗して放り出していた宿題に
5年ぶりに取り組み、鮮やかにクリアしてみせました。
秋になり発表会のため県外遠征するようになった今日この頃、
ライバルであり同志であった野菜班を思い出します。
徐々に成果を上げてきた2010年頃。
同じく熱心に研究活動に取り組んでいたチームがありました。
それが野菜班のあるグループ。
生物や人工光による病害虫防除研究に取り組んでいました。
さまざまな研究機関のアドバイスや助成金をいただきながら
それはかなり本格的な活動をしていたライバルですが
よくフローラと一緒にポスター発表の練習をしては
学会主催の発表会に参加したチーム名農の同志でもあります。
しかしどんな場合もそうですが、指導される方が変わると
研究の方向性は大きく変わるもの。
この野菜研究チームも先生が異動になり
現在はまったく違う研究に取り組んでいます。
先生が異動される際、フローラに置いていったのがこの測定器。
スペクトラムと表示されたアメリカ製の装置です。
これは光の中の赤色光(R)と遠赤色光(FR)の比率を表示するもの。
フローラはこの装置を使って切り花用のガーベラの
茎を伸ばす技術開発に成功し、科学技術コンテストでグランプリを受賞しました。
日陰で栽培するとRよりFRが多くなるため、植物は光を求め茎を伸ばし始めます。
この方法だと茎は伸びますが、光不足で健全に育ちません。
そこでフローラは太陽光がたくさん降り注ぐ温室の中で
わざとFRのLEDを照射して日陰にいると錯覚させたのです。
FRが多いのでガーベラは茎を伸ばしますが
葉にはいっぱい光が当たっているので元気一杯。高品質。
今考えてもびっくり仰天のライトマジックショウでした。
この研究を成功させたのはチームたった一人の女子。
初代メンバーが失敗して放り出していた宿題に
5年ぶりに取り組み、鮮やかにクリアしてみせました。
秋になり発表会のため県外遠征するようになった今日この頃、
ライバルであり同志であった野菜班を思い出します。