明日は我が身

土肥実験室でポスターを前に何やら作業している名農生。
実は1年生の研究生です。
自ら研究をしてみたいと手をあげたのは全部で7名。
そのうち2名をバブルボーイズやハンターズが春から面倒見てきました。
この制度はフローラが作ったもの。
毎年将来の名久井農業高校を牽引してくれる人材育成に貢献してきました。
研究生は先輩指導で植物研究をしますが、そのゴールは発表会への参加。
東北や関東で開催される学会主催のポスター発表会に出場し
自分たちの取り組みを発表してもらうのです。
今年のゴールは今月15日に東北大学で開催される日本植物学会。
そこで練習を始めたのです。
1年生なのでまだ知識も少ないのですが、
なんとか発表できるところまでには育ってきました。
残っているのは質疑に対する応答。
先日、練習ながら校長先生方の質問を受けて
悪戦苦闘していたハンターズを見た研究生。
明日は我が身と感じたのか、少し顔色が青くなってきました。
日曜日は地元のお祭りに学校をあげて参加するため、
その準備で練習もしばし休止。
来週は発表会直前の最終練習を行う予定です。
さて明日は祭りに参加する名農生。
台風が近づいているため残暑が厳しいと予想されています。
万全の体制で臨みましょう。

巨大トウモロコシ ?

環境システム科の授業で栽培しているトウモロコシ。
ずいぶん大きくなりました。
間違いなく高さは２mを超えています。
でもこんなに巨大になったのはハウスの中で育てたからではありません。
露地で育てたものもみんな巨大なのです。
これは以前もご紹介しましたがポップコーンという種類。
ご存知のとおり、加熱するとはじける爆裂種です。
つまり私たちが食べているスィートコーンとはまったく別物なのです。
資料によるとポップコーンは19世紀後半にお菓子として
アメリカで食べられるようになったそうですが
紀元前3600年頃のアメリカ大陸の遺跡からも発見されています。
つまりネイティブアメリカンなどが昔から食べていたようです。
さて日本にポップコーンを広めたのは
第二次世界大戦後のアメリカ進駐軍だといわれています。
若い人はどうかわかりませんが、ポップコーンといえば映画館。
昔は映画を見ながら食べた記憶があります。
途中でこぼすのが映画館のあるあるなのか
床にはよくポップコーンが散らばっていました。
しかし最近は映画館に行くこともなくなり
そのためポップコーンを食べることも滅多にありません。
食べるのはおそらく名農祭でフローラが製造した時だけかもしれません。
今年はおそらくこのポップコーンが名農祭で販売される予定。
作りたてはとても美味しいのでぜひ食べたいと思います。
みなさんがポップコーンを最近食べたのはいつですか？