花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

挑戦者募集断念

2020年04月09日 | 研究
ご覧ください。これは2017年にフローラ9が公募した研究生の案内。
面白いことに全員が自動車整備士のようにツナギを着ています。
フローラ9が取り組んでいた研究は「バイオエンジン タイプ3」。
植物と微生物の力を駆使した水質浄化システムですが
あえてパロディーでエンジニアのようなツナギを着用していました。
さて彼らが募集した研究生。当時はジャニーズのように
フローラJr.という名前で呼ばれていました。
これはフローラ結成2年目の2010年から始めた独自の取り組みで
研究に興味ある1年生を学科問わず募集し、研究活動を通して
将来の名農プロジェクトを牽引していく人材を育成しようと始めたもの。
募集をしない年もありましたが、募集すると毎回数名が希望してくれ
フローラが指導しながら研究と発表の機会を提供してきました。
嬉しいことにその多くが、2年生になるとフローラに加入し、活躍してくれました。
昨年からはフローラが解散したため、農業クラブが主催者となり募集し、
7名ぐらいの1年生が挑戦し、いろいろな研究班の先輩方が指導してくれました。
もちろん環境システム科はフローラの弟分であるバブルボーイズが担当。
地味ではありますが、長年継続してきた有意義な文化活動です。
さてそんなこともあって今年もメンバーは募集する気満々のようでしたが
あいにくのコロナで活動が思うようにできないこと、
また今年は高校生が参加できる学会が近隣で行われないことなどの理由で
募集を断念することにしました。環境班最後の年だけに残念です。
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百日紅

2020年04月09日 | 学校
見るだけでわかるすべすべの木肌。
サルでさえ滑ってのぼれないことからサルスベリという名がつきました。
樹木は一般にコルク層の樹皮がありますが、
サルスベリは古い樹皮が剥がれ落ちて、新しいものと更新されるのが特徴。
したがっていつもこんなにすべすべなのです。
でも実際のところ、サルは難なく登ってしまうそうですが・・・。
さてこのサルスベリ。漢字では「百日紅」と書きます。
ヒャクジツコウと呼んでいいのですが、
ワープロでもサルスベリと打って変換すると「百日紅」と表記されます。
この百日紅の意味は赤い花が長期間にわたって咲くから。
夏空を背景に、長い間咲く鮮やかな濃いピンクは見事です。
でもこの名称は、サルが滑るのとはまったく関係ない意味。
呼び名の意味と表記の意味が違う。なんだか変な話です。
春になりました。まもなく名農の植物たちも芽を吹き出します。
なお青森の夏を彩る「ねぶた祭」の中止が正式に決まりました。残念です。


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