花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

利き酒

2020年04月17日 | 研究
研究活動のため集まったハンターズの机上に
紙コップと一合升がたくさん並んでいます。
とはいってもビールや日本酒の利き酒をしようとしているのではありません。
現在、ハンターズは土を石灰で固める実験を行っているのですが
この紙コップなどは、その型枠。
すでに冬からおよそ100個もの供試体が製作されました。
簡単に作れそうに見えますが、土を練ったり叩いたりと意外と手間がかかるもの。
休日なら時間を気にせず製作することはできますが
授業のある平日に行うとなると
5人全員で取り組んでも放課後遅くまでかかります。
ハンターズは部活動で好成績をあげている選手が多いので本人はもちろん、
監督さんにも迷惑をかけっぱなしで本当に申し訳なく思います。
それでもなんとかみんな助け合って活動していますが、
全国に緊急事態宣言が出され、それを受けて
県からもし休校措置が発せられると、さすがのハンターズもギブアップ。
生徒の出校や活動が禁止されると、すべて断念するしかなくなります。
どの程度の指示が出されるか、運を天に任せるハンターズ。
FLORA、ハンターズをどうぞお守りください!
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いつだって無観客

2020年04月17日 | 生物生産科
手前は畑作圃場、奥は果樹園。
ここは町のシンボルである名久井岳を眺めることができる
名久井農業高校で一番大きな第1農場です。
ご覧のようにまだ畑に作物は植えられていませんが
遅霜の危険がなくなる4月下旬から5月にかけて
おそらく生物生産科によってくジャガイモなどが植え付けられると思われます。
また今年は暖冬だったため、果樹の生育は早く
5月連休には果樹園のリンゴなどの花が満開になるかもしれません。
ご存知のとおり、多くの果樹はサクラと同じバラ科なので見事な咲きっぷり。
実はこの第1農場、知られざる花見の名所なのです。
今年は新型コロナでサクラの花見が全国で自粛されましたが
こちらは農場なので毎年、花見客はありません。
無観客会場で関係者だけが堪能できる絶景なのです。
南部町はフルーツの町。町が果樹園の中にあるといっても過言ではありません。
いつかコロナが収束したらぜひご覧いただきたいものです。
さて肝心の青森のサクラはというと今が見頃の予定。
ところが春の寒さのため開花が遅れています。



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