花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

いつのまに!!

2020年04月12日 | 学校
人工授粉をしていないのにクリスマスローズが
いつのまにか受粉を終え、結実しています。
この花の結実率は高く、ほとんどの花の雌しべが
このように勝手に膨らんできます。
クリスマスローズはランなどと違い、
ひとつの花にできる種子の数はそれほど多くありません。
だからこそ放っておいても種子ができる仕掛けになっているのかもしれません。
さて先ほどクリスマスローズと紹介しましたが
正式にクリスマスローズと呼べるのは白い花を咲かせるニゲルだけ。
内側が緑っぽく、外側がピンクのこの花とは違うように見えます。
しかしこの花は間違いなくニゲル。先月まで白い花を咲かせていました。
ところが開花期を過ぎるとこのように花は緑っぽくなってくるのです。
数週間もしたら採種できますが、播種は一般に秋。
半年後の来年の春には発芽してきます。
ところが開花するまではもう2年必要。
クリスマスローズは開花まで3年もかかる植物なのです。
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ルパンに注意?

2020年04月12日 | 研究
きれいなガラスケースが並んでいます。
中には何やら白っぽい物体が収められ、
まるで高価な宝石とか貴重な化石や文化財でも入っているかのようです。
実はこれ、先日ご紹介したハンターズのメンバーが
いろいろな工夫して作った三和土のサンプル。
それを使って実験をしようと、ガラス容器に安置しているのです。
時間をかけて設置した彼、今度は戸棚に陳列し始めました。
驚くことにその数、30個。まるで宝石店か博物館ではありませんか。
ライトアップこそしていませんが、確かに眺めてみると
なかなかきれいで面白い光景です。
コロナの関係で長時間の作業ができないハンターズ。
きれいに陳列したら、いたずらされないよう
最後は戸棚の戸を閉めて速やかに帰りました。
土肥実験室にお宝が陳列されている。
確かにハンターズにとっては大切なお宝です。
もし噂を耳にしてルパンが盗みにきたら
これのどこがお宝かわからず、きっと困るはずです。


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