花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

東風吹かば

2020年04月07日 | 学校
名久井農業高校にも春の風が吹き
玄関前の梅の花が見頃を迎えました。
サクラより濃い花弁は本当にきれいです。
さてよくサクラの花は塩漬けにしてサクラ茶にします。
確か昔、名農のサクラの花を摘んで塩漬けに
取り組んでいる研究班がいましたが、梅はどうでしょう。
サクラと同じようにできるという情報もありますが
具体的に作り方を示したものは見つかりませんでした。
よく青い梅を生で食べると青酸を含んでいるから毒だという話は聞きます。
特に多くの毒を含んでいるのは若い実の種子らしいのですが
おそらく大切な種子を動物に食べられないよう保護しているのではないでしょうか。
しかしこの毒は実が熟してくると減ってくるといいます。
そういえば梅漬けだって種子が入っています。
果実は動物たちに食べられ、繁殖域を拡大させるのが役目。
梅もそうだとすれば、熟したら食べてもらわなければならないので
毒が減っていくのかもしれません。でも花は果実と役割が違います。
したがって梅の花は食べても問題ないような気がしますがよくわかりません。
もし梅の香りがするお茶になるのであれば飲んでみたいのですが
口にする際はちゃんと調べてからにしましょう。
さて今日は入学式。
北国ではサクラではなく梅の花が文字通り、入学式に花を添えます。
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コラボ商品

2020年04月07日 | 
面白いものを見つけました。
これは青森県のパン屋さんが販売しているイギリストーストというパンです。
昔からあるので県民食といってもいいくらい誰でも知っています。
時々、イベントとコラボした商品を売り出しますが、これもそれ。
なんと弘前さくら祭100周年を祝ったコラボ商品なのです。
日本にはいろいろな花見の名所はありますが、この弘前公園は特に有名。
なぜなら花の数が他会場のさくらより多く、花のボリュームがあるから。
こんなに花を咲かせるには理由があります。
それはリンゴの剪定技術を活かしているから。
リンゴもさくらも同じバラ科の樹木です。
つまり日本一のリンゴ王国の栽培技術が活かされているのです。
弘前城や岩木山を背景にしたさくらは津軽ならではの絶景。
ぜひ一度訪れて見てください。しかし先日、残念なお知らせが発表されました。
新型コロナウイルスの関係で、なんと弘前さくら祭が中止になってしまったのです。
さらに会場となる弘前公園も封鎖されるらしく
今年は日本一のさくらを誰にも公開できずに終わってしまうようです。
楽しみにされていたお客様はもちろん、準備や管理してきた関係者は
とてもショックだと思いますが、こればっかりはしかたありません。
つまりこのコラボパンも幻の商品となってしまいました。
みなさん、来年の春を期待しましょう。
なお8月開催の青森観光の代名詞「ねぶた祭」も中止で調整に入ったそうです。
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