花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

性格変わっていいんです

2022年04月08日 | 学校
まだまだご覧のように茶色一色という南部町ですが
徐々に緑の植物が芽を出し始めました。
生命を扱う名久井農業高校は植物の芽吹きに合わせてスタート。
今日は1学期の始業式です。
昨年度は園芸科学科がありましたが、最後の3年生が3月に卒業され完全に閉科。
したがって生物生産科と環境システム科の2学科という小さな学校になりました。
かつての4学科体制に比べるとこじんまりしたものです。
その分、学校に流れる空気がアットホームという良い点もあります。
しかし生徒数が減るのでみんなが頑張らなければ学校は動きません。
今までは、誰かの後ろに隠れていてもよかった引っ込み思案でおとなしい名農生ですが
もうそんなことはいっていられません。目指すは名農ALL STARS。
性格変わった?といわれるぐらいオレオレで攻めてもいいんじゃないでしょうか。
さらに来年は全国募集が始まります。
全員が主役となって新しい名農を牽引していく心意気をもってほしいものです。
さて新年度となり巷では2022年の名農の野菜苗の販売はいつかと騒いでいるようです。
正式発表はホームページで行われると思いますが
現在の予定ではゴールデンウィーク明けの5月12日、13日の二日間となります。
今までは生物生産科が単独で対応していましたが
2学科となった名農はおそらく全学科で取り組むのではないでしょうか。
2022年の名久井農業高校は、みんなにスポットライトが当たります。
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わたし待ってます

2022年04月08日 | 研究
4月、いつもであればもう本拠地にしている馴化温室に足を運ぶ環境班ですが
今年はどうしたことかまだ姿を見せません。
それは取り組んでいる内容の違い。現在、環境班の主な研究は
乾燥地で活用できる節水型の塩害抑制技術と沖縄の赤土流出対策技術の開発。
どちらも実験室で地道な研究をしているので、なかなか外に出ないのです。
このままいったらインドア派の色白の農業高校生になってしまいそうです。
しかし心配ご無用。別の授業で屋外での実習が
たくさん計画されているので、すぐに黒くなるはずです。
さてフローラハンターズですが、先ほどの2つのテーマの他に
2022年の新しいテーマをいくつか設けることにしています。
現在検討しているのがトマトの水耕栽培。それも高糖度トマトの生産です。
すでにいろいろな技術が開発されていますが
今までの失敗研究を応用して、新しい視点でトライしようと冬から検討してきました。
みんな異なる方法で栽培し、誰のトマトが一番甘くなるかを競う
トマトコンテストも企画中。遊びの要素をもった研究も面白いはずです。
今はご覧の通り、がらんとした温室ですが、もう少しお待ちください。
まもなくトマトがやってきます。
さて昨日はコロナの感染者数が過去4番目の600人越えと高止まりですが
今日は始業式。授業は来週からですが、年始の行事が立て込んでいるため、
フローラハンターズが動き出す課題研究はまだ1週間も先になります。
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