花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

SDGsを考えよう

2022年04月10日 | 研究
「JICA地球広場」をご存知ですか?
国際協力などについて体験学習や交流をしてもらうために
JICAが建てた東京の市ヶ谷にあるセンターです。
これは現在開催されているイベントのポスター。
3月1日から9月1日までの約半年間、
SDGsについて企画展示を行なっているようです。
実はこの企画になんと名久井農業高校環境研究班も参加しているのです。
それは今までの開発途上国の環境や農業問題の解決に
貢献しようと取り組んできたのが認められたから。
数ヶ月前、突然オファーが来た時は驚きました。
展示パネルはJICAさんが作ってくれました。
完成予想図を拝見しましたがとても素敵です。
さらにTreasure Huntersの動画も会場で放映されているようです。
ぜひ実際に会場に出向いてを拝見したいのですが、
なかなか東京に行く機会はありません。
救いは9月1日まで展示しているとのこと。
チャンスがあればぜひ会場に足を運びたいものです。
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だまされないで

2022年04月10日 | 学校
クリスマスローズが咲き始めたことをご紹介したばかりですが
なんとご覧のように雪が降りました。
さすがはクリスマスローズ。雪を従えてた姿が様になります。
さてこのところ、気温が高くなってきたのでホームセンターでは
ジャガイモの種イモが販売され、買い求めている人の姿をよく見かけます。
しかし青森の方はこの暖かさにだまされてはいけません。
さすがに植え付けるにはまだ早すぎます。
なぜなら晩霜(遅霜)にあう可能性が高いからです。
青森県の初霜の平年値は11月1日、晩霜は4月22日。
ジャガイモは土の中から芽を出してくるため、土の中にいるときは
霜が降ってもへっちゃら。しかし顔を出してから霜にあうと
芽が枯れてしまいます。幸いジャガイモには芽がたくさんあるので
別の芽が出てきますが、そうなると株によって生育スピードが異なるため
管理が面倒になります。それを避けるため、
一般的には晩霜の時期を過ぎてから植えつけるようにしています。
促成の早堀栽培ならともかく、種イモはもう少し家で保管しておきましょう。
ところで晩霜害が心配なのがリンゴやサクランボ。
暖かくなって芽吹いた花芽が霜にあうと結実しなくなってしまうからです。
温暖化により毎年少しずつ開花時期が早まっている青森県のリンゴ。
その分、晩霜害に遭遇する確率が高まっているのです。
フルーツの里の南部町も数年に一度は霜で収穫量が減少する霜害が発生しています。
クリスマスローズに雪が降った日の前日、霜害注意報が出されていました。
ちょっと心配です。
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