花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

2年ぶり4度目のホットな春

2022年04月01日 | 学校
今日から4月。いよいよ新年度がスタートしました。
春の学校は新しい学年で新しい活動が始まるうえ
北国では毎日少しずつ気温があがって活動しやすくなるのでいつもウキウキします。
さてそんな名農にビッグニュースが飛び込んできました。
それがフローラハンターズのストックホルム青少年水大賞出場。
なんとFLORA HUNTERSが2022年の日本代表に選出されたのです。
この大会は水研究に取り組む世界の若者がスウェーデンに集い
研究成果を発表し合うとともに、交流するという国際大会。
世界から約40ケ国が参加し毎年開催されます。
嬉しいことにチームは2012年、2018年、2020年に
日本代表となりこの大会に出場しています。
したがって今回で2年ぶり4度目の出場となります。
同大会で世界準グランプリを受賞したTEAM FLORA PHOTONICS、
世界グランプリを受賞したTreasure Hunters。
その偉大な2つの先輩の名をもらって1年前に結成したFLORA HUNTERS。
これからは環境システム科の小さな研究グループから
TEAM JAPANと胸をはれるよう気合いを入れ直して頑張りたいと思います。
詳しくは日本水大賞のサイトをご覧ください。
名農に夏のようなホットな春がやってきました。
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タイムカプセル

2022年04月01日 | 研究
まだ活動が完全復活していない青森県の高校。
こんな時にやることは、またまた倉庫の整理です。
ところが今回、タイムカプセルである倉庫からとんでもない古いものが出てきました。
それがこのキット。いったい何を作るものかお分かりですか。
なんとジオラマ。ジオラマとは周辺環境を示すための模型です。
手に入れたのは2012年。おそらく夏だったと思います。
当時、3代目チームフローラフォトニクスの3名はストックホルム青少年水大賞の
日本代表に初めて選出され、その発表準備に当たっていました。
残りのメンバーは農業クラブ東北大会の発表練習。
つまり2チームに分かれて活動していました。
今考えると水大賞で伝えるべきことはマイクロバブルでの除塩技術でしたが
初めての出場だったのでよく分からず、技術が生まれる背景となった
東日本大震災で津波被害を受けた種差海岸のサクラソウを
いかに伝えるかを一生懸命になっていました。ああ勘違いです。
そこで種差海岸をいかに知ってもらえるかを考えていた時に思いついたのがジオラマ。
海岸の模型を作ると写真よりもサクラソウの自生地がどこにあり、
そこに津波がどの方向からやってきたのかをよく理解してもらえると思ったからです。
偶然、A5サイズぐらいのちょうど良いサイズのキットを東急ハンズから手に入れ、
海岸の岩や溶かして海を作るための青色のプラスチックも用意しました。
しかし思ったより手間がかかることが判明。簡単にできないのです。
そうしているうちにお盆も過ぎ、スウェーデンを目指して出発となってしまいました。
そんなことでこのジオラマキットは使わずじまい。10年間も倉庫に眠っていました。
果たしてまだ作れるものでしょうか。かつてフローラは名農祭において実験で使った
中古品をバザーと称し、処分するという流儀がありました。
ジオラマ、誰か興味ありませんか。今年こそ名農祭が開催されることを祈っています。
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