花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

サクラ咲く

2022年04月18日 | 学校
とうとう名久井農業高校にも桜前線がやってきました。
今年の開花は青森市で先日16日。例年より6日ほど早かったようです。
しかし散るのも潔いのが桜。幸いしばらく雨は降らないようなので
ぜひクラス写真でも撮ったらいかがでしょうか。
でももし取り逃してしまっても大丈夫。桜の次はりんごです。
りんごの開花は例年桜のあと。ゴールデンウィーク初日に開花し
約1週間から10日後に満開になります。第1農場は静かな花見会場。
ぜひ農業高校ならではの記念写真を撮影してほしいものです。
さて今日は今年2回目の課題研究。前回は短縮授業だったので
フルで活動できるのは久しぶりです。
さっそく今年取り組む研究の実験準備に入りたいと思います。
ところがまだ授業は不安定。課題研究は1週間に2度ありますが
生徒会などの組織作りのために授業がなくなり
3回目は1週間後の来週。また4回目はその10日後となり、
それで今月はもうお仕舞いです。
しかし運が良いのか悪いのかわかりませんが、
4回目は地球環境大賞の表彰式に参加するため
日帰りですが初めてみんなで上京予定。
活動は連休明けまで2週間はできなくなります。
さらに今週末から運動部の春季大会が始まるため、公欠者も増えるはず。
なかなかスタートが切れません。
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待ってました

2022年04月18日 | 環境システム科
環境システム科を立ち上げた時、
農業系の柱にしようと考えたことが2つありました。
そのひとつが学校設定科目「起業チャレンジ」。
2年生から農業と工業の類型に分かれてそれぞれの道を学んで来た彼らが
3年生に再び集結し、それぞれの知識と技術を駆使して
植物工場の経営を競い合うという全国に類のない科目です。
県も理解を示され、この科目専用の特殊なガラス温室を建ててくれました。
こちらは今もユニークな学習を展開させています。
もうひとつはこの科目に取り組む前のビジネス修行。
起業チャレンジで自由に生産加工と販売を行うには
ある程度ビジネスのノウハウが必要。そこで2年時では
先生主導で生産販売を学ぶというスタイルを考えました。
考えた商品はトマトピューレの生産販売。
なぜなら当時の大型水耕温室はトマトの森。
ひっきりなしに収穫されていたからです。
これをピューレにして環境システム科の名物加工品にしようと考えました。
またもうひとつはイチゴジャム。立体式水耕装置で栽培されたイチゴを
ジャムにして販売しようと考えました。生物生産科が作るジャムとの
違いはLEDなどを駆使された水耕育ちという点。
ユニークな生い立ちやストーリー性を商品化しようと思ったのです。
しかしこちらは残念ながらどちらも実現していません。
ところが先日、その水耕イチゴが学校に並びました。
加工品ではありませんが、環境システム科初の商品。
学科ができて10年。この景色を心から待っていました。
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