花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Standby OK

2023年01月07日 | 研究
ここは名久井農業高校の情報処理室。1クラス分のPCが整備されています。
嬉しいことに教室は、放課後に開放されるため
検定の練習などに励む名農生でいつもいっぱいです。
さてこれは冬休みの情報処理室。
ここで今、まさにFLORAのポスターが印刷されています。
3学期始まってすぐに開催される校内プロジェクト発表会。
今年はポスターセッション形式で行うと農業クラブから示されました。
3年生がグループ毎とはいえ、全員が研究成果をポスターにまとめて
発表し合うので、おそらく印刷しようとする3年生が殺到するはず。
ところがPCはたくさんあっても、ポスターを印刷できる
大型インクジェットプリンターはたった1台しかありません。
混雑して待たされること間違いありません。
この夏までFLORAは、土肥実験室にほぼ専用の大型インクジェットプリンターを
所有していました。いつでも印刷できる特権があったのですが
秋に動かしたらなんと故障しています。コロナで長い間動かしていなかったからです。
悲しいことにメーカーにはもう部品がないとのこと。泣く泣く廃棄処分になってしまいました。
そんなことで特権を失ったFLORAは、皆さんが殺到する前に印刷しているというわけです。
印刷されたポスターはなんと6枚。フローラは一人一研究が流儀です。
このプロジェクト発表会は校内大会とはいえ、最後のコンペ。
そこでFLORAは合体を解いて個々で勝負することになりました。
印刷は無事完了。Standby OKです。
聴衆者は下級生。ポイントはいかにわかりやすく、噛み砕いて説明できるか。
1月9日の成人式の日にFLORAは全員で集まり、発表の確認を行う予定です。
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常識ってなに

2023年01月07日 | 環境システム科
こちらも不思議な花壇。
かつて園芸科学科の生徒たちが作ったものです。
支柱にたくさんのペットボトルがぶら下がっていて
その中にきれいな草花が植えられています。
こんな空中花壇は教科書にはついていません。
もちろん花をどのようにして暮らし活かすかについての事例は
たくさんついていますが、それとまったく同じものを作っても
誰も振り返ってくれません。
なぜなら園芸は、植物を使ったアート。芸術です。
したがって今までにないものを常に求めています。
つまりファッションや音楽、映画などと同じ。
時代をスマートに切り取り、鮮やかに表現することが大切なのです。
現在社会の常識は、ものすごいスピードで変化しています。
今の非常識を、数年後にはお洒落といわせるのに必要なのは
意外にも緻密に計算されたアイデア。
そして自分を信じて一歩踏み出す勇気です。
”Stay hungry, stay foolish”
自分の思いを自由に草花で表現するのは楽しいものです。
名農は全国で活躍するフラワーデザイナーも輩出しています。
今は環境システム科で学ぶことができるので
ぜひ皆さんもチャレンジしてください。
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