花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フローラダービー結果発表

2023年01月29日 | 研究
校外の大会に出場しては、その成績をポイント化して
誰が一番集めたかを競うポイントレース「フローラダービー」。
最後の課題研究で集計が行われ、ご覧のように順位が決まりました。
審査は2年次の獲得ポイント、3年次の獲得ポイント、トータルのポイント数、
さらに移動した距離、受賞した日本一の数、コストパフォーマンスの6種目。
同点も出ますが、とにかく一番多くトップになった人が優勝です。
集計の結果、優勝したのはFLORA HUNTERSの代表を務めた女子。
ストックホルムで開催された水の国際大会にも出場した強者で4種目でトップに輝きました。
2位は同じく国際大会に出場した女子と赤土研究で沖縄に渡った男子。3種目で受賞です。
彼は12月の環境系スピーチコンテストで最優秀を受賞し最後の最後に2位へ滑り込みました。
3位は女子と男子が1種目で同点。そして最下位になったのは男子。
沖縄まで渡ったのになぜか無冠でした。
ではなぜ頑張った彼だけが最下位になったのでしょうか。
実は5種目集計までは男子2名が無冠で最下位。
ほぼ同じ行動をしていたので自他ともに納得でした。
ところが最後の種目であるコストパフォーマンスで差がつきました。
計算方法は簡単。2年間かけて移動した距離を、
同じく2年間で受賞した日本一数で割るのです。
つまり日本一を獲得するのにどれぐらいの距離を移動したか。
移動には当然経費がかかるのでFLORAでは、コストパフォーマンスと表現しています。
男子2名とも獲得した日本一は3回。どちらも同数でしたが
3位になった彼は沖縄に行っていません。どうやら沖縄に行ったのがコスパを下げたようです。
悔しがる彼。最後は大笑いでダービーは終了しました。
このように数値化して遊ぶのも環境班の長年続けてきた流儀。
世界を飛び歩くFLORAならではの課題研究の楽しみ方です。
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FLORA 危機一髪

2023年01月29日 | 研究
むちゃくちゃな大雪ですが、今年ではありません。
撮影されたのは2014年2月20日。春のドカ雪です。
この数日前の14日は、発達した低気圧が関東地方を通過し
雪で都内の交通がストップした日としてよく話題にあがります。
東京と同じ太平洋側の青森県南でもこのような大雪になりました。
実はこの14日、TEAM FLORA PHOTONICSは東京にいました。
まず13日、2年生は東京ビッグサイトで行われる環境系の発表会のリハーサルに参加。
3年生はその夜、東陽町のホテルで行われた同じく環境系の大会の表彰レセプション。
なんと偶然にも2つ大会を掛け持ちしていたのです。
表彰レセプションが終わってお台場のホテルに帰る頃はもう雪。
次々と電車が運休し始め、会場に来た経路では帰られません。
頭の中はクイズプレーヤー。まだ動いている路線を組み合わせ
遠回りではありますが、奇跡的にホテルに帰ったのを覚えています。
しかし問題は翌日の14日。環境系の大会が終わった夕方、
新幹線で八戸を目指そうと思ったのですが、もう手遅れ。
雪で動いていません。もちろん東京駅はごった返しています。
急遽1泊することも考えましたが、皆さんも同じ考えのようで
電話してもどこのホテルも満室。寒い東京駅で野宿かと諦めかけた時
新幹線が動き始めました。確か夜の8時頃だったと思います。
徐行しながら走るため八戸駅に着いたのは11時過ぎ。
ところが真夜中の八戸は冬の嵐で、迎えに来れない保護者もいます。
そのため八戸駅前のホテルに一泊させたメンバーもいました。
遠征していたTEAM FLORA PHOTONICSのメンバーは全員園芸科学科の女子。
雪を見るとFLORA史上、最悪のアクシデントを思い出します。
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