東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

松本空港フェスティバル2012(9月29日前編)

2012年10月02日 23時24分05秒 | 航空機
 今年もやってきました、松本空港フェスティバル。
 昨年は最後に東邦のラマが全部持っていったような感じだったけど、今年はどうなるか。チラシのPDFを見る限りでは県警航空隊と防災航空隊の両方のフライトが予定されている。ちょっとは期待できそうだ。

 ヨメの起床時間に合わせてこちらも起きる。
 そしていつものようにPCを起動させて自前のレーダーをチェックするとGTI4512がセントレアに向かっているのを確認。しかも家の上を通る!
 階段を駆け下り、出発に備えて前夜に玄関に置いてあったカメラバックからカメラとレンズを取り出して再び自室へ。


トラフィックインサイト。ランディングライトがまぶしい。


GTI4512 N747BC FL120  朝焼けがお腹を照らす。大きい写真はこちら


アンチコリジョンもかなり明るい。セントレアへ。


 このばたばたで両親を起こしてしまい申し訳なかったが、畑作業があるのでいいとのこと。それでは行ってきます。


 中央道は時間の割には混んでおり、ちょっとゆっくりめで自分の到着予定時刻を過ぎそうで少々焦ったけどほぼオンタイムで松本空港北側の公園に到着。
 そこにはやはり蒼い鳩さんがすでに到着していた。


朝一のドクターヘリは撮影したいですからね~。


エンジンスタート! フェンス越しに撮影。


JA120D EC135P2+ 中日本航空/信州大学付属病院  風が南から結構吹いていたのでR/W18で離陸。今日も一日お願いします。


 蒼い鳩さんとターミナルビルへ移動。まだ時間も早かったせいか、空港内駐車場に止める事ができた。他の駐車場は松本市内の幼稚園の運動会を見に来た保護者等の車ですでに一杯だった。

 ターミナルビル1階に貼り出されていた今年のコンクール写真を見る。やっぱり何度も通っている人はいい撮影ポイントを知っているね。

 その後エプロンへ向かうルートを確認し、引き返そうとした際に新中央航空の裏口から出てきた人に声をかけられた。
 自分はそのときレシーバーに気を取られ聞き取れなかったが、どうやらノザワヤさんのようだ。新中央航空の人に先導され、お連れさんと制限地区へと行ってしまった。
 そこで蒼い鳩さんに提案。この日は特別価格で、一人10分3000円(2名から)で遊覧飛行をやっているけどフライトしてみませんか?と。
 蒼い鳩さんも先日のクロスランドおやべでの値段を知っているから「それならいいですよ」と快諾してくれた。ありがとうございます。
 早速受け付けを済ませ、9時45分からのフライトとなった。

 時間があったのでターミナルビルの展望デッキへ。するとそこには昨年も来ていたSさんが。バイクがあるから来ているとは思ったけどこんなにすんなり会えると思ってなかった。


JA7825 R22 個人所有


JA110E AS365N2 長野県警航空隊  本日の主役の1機がエンジンスタート。アクチュアルのようで。


北アルプス方面へ。気をつけて~。


 そろそろ時間となり、再び新中央航空のオフィスへ。
 荷物を預け、ボディチェックをした後しばらく待機。待合室に貼ってあった航空路図を見たりしているうちに飛行機が帰ってきたようで制限区域内へ案内される。

 エプロンに到着するとちょうどタキシーインしてきたところだった。


JA3988 セスナ172P 新中央航空   車止めをしてOK。

 やはり乗っていたのはノザワヤさん達。挨拶もそこそこに機体に乗り込む。事前に話し合っていたとおり、自分はコパイ席(前席右側)で蒼い鳩さんは後席右側に乗る。


ドアクローズを確認してエンジンスタート。


 タキシーを開始したときにK機長から「グライダー、ライセンスは持ってるの?」と聞かれる。
 まだこちらのことは何も話していなかったけど、帽子につけた滑空A章を見たようだ。
 機長もグライダー関係に携わっていてことがあるようで、少々グライダー話をする。


Taxy to R/W36


軸線を滑走路センターに合わせたところで一旦カメラはオフ。


 少し高度を取ったところでデジタル機器OKになったので撮影開始。機体は離陸後、少し右に旋回しつつ高度を取っていく。


芝生の辺りが松本駐屯地。


高度は3200フィート(約1000メートル)、85ノットくらいかな。さらにゆっくり上昇中。


 時々翼が持ち上げられたりふわっとする感覚がある。ところどころにサーマルがあるようだ。自分が反応すると機長さんが「グライダーのようにはいかないけどね」と笑っていた。アスペクト比が全然違うからソアリングするには無理か。



写真中央付近が松本駅。「二人とも鉄っちゃんじゃないよね?」と機長が確認。鉄成分の人ならもっと寄ってくれたかも。


松本城でUターン。


もうちょっと行けば信大付属病院なんだけど、時間切れ。


そのまま真っ直ぐ松本空港へ着陸!


そしてスポットへ。やっぱり小さいな~、いろいろ。


次のお客さんが待っていたのですぐに交代。機長、大変だ~。

 以前、モーターグライダーには乗ったけどそれとはまた違う感覚。エンジンが大きい分だけ馬力がある。
 もちろんピュアグライダーのように静かではない。でも、気流に左右されないフライトというのもいいかも。
 貴重な体験をさせてもらった。ありがとうございました。

 帰り際に所長さんから名刺をいただく。ついでにトレーニングフライトの料金を聞いたらちょっとびっくり。約700円/分だそうだ。「練習許可証持ってるんだから気軽に来てね」と言っていたが、その料金は気軽に乗れないな~。


 事務所で荷物を受け取った後、チラシについていた抽選券の半券を抽選箱に入れて開放されたエプロン地区へ行こうとしたところにノザワヤさんを発見。今度はゆっくりと(?)お話できた。
 今後ともよろしくお願いします(笑)


エプロン地区では日本オーナーパイロット協会の人の機体が展示。その他、滑走路見学ツアーのバスも。


 去年も買った山賊揚げバーガーをほおばり、昼からの飛行展示にそなえる。
 気温も結構高くなり、水筒のお茶がどんどん減っていく。
 松本ドクターヘリもまた出動。天気がいいし、交通事故とか農作業での事故も結構あるだろうな~。


お昼の時報替わりのJH202が上空通過。


小型機、ヘリコプターの遊覧飛行の抽選が行われている最中に離陸して行った「やまびこ」 またアクチュアルのようだ。


抽選会場から再びエプロン地区へ戻るとそこにはポンプ車と救急車が。はて?


すると「アルプス」がエプロンの端っこで何やら作業中。


「重傷要救助者」を簡易担架に乗せてピックアップポイントへ移動。


 12時半を過ぎ、まだ「やまびこ」が戻ってこない。県警ヘリの展示飛行は無理かと思っていたら無線にコンタクト。


また北アルプス方面かな。


県防災航空隊のほうは準備万端。県警航空隊、お昼どうするんだろう。


「アルプス」はエンジンスタート。


JH211がタキンシング開始。ローアングルだとねこじゃらしの中を進んでいるよう。


パイロットがターミナルの展望デッキの人たちに手を振る。この日はエプロンを一周してから滑走路へ。


R/W18で離陸。この後のヘリ撮影に備えてシャッター速度を落としての撮影。


札幌へ。行ってらっしゃい!



さて、これで準備が整った。県警航空隊も当初予定通りの飛行展示を実施するとアナウンス。

続きは後半にて。
コメント (7)
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