東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

ロギングの王者(10月28日前篇)

2013年10月30日 23時11分01秒 | 航空機
 日曜日の午後、ヨメの妹さんを駅まで送って行くときだった。
 いつものBGMで聞きなれないコールサインが聞こえた気がした。
 自分の記憶ではあの3機のうちの1機。

 午前中に見てきた現場のことを考えるとフェリーインした可能性が高い。


 そして月曜日。
 昨日の現場を見てから出勤するかどうかを決めることにして家を出る。

 19号を北上してしばらくしたとき、目の前を走っている車のナンバーを見て思わず噴出す。
 あのヘリの事業所のある奈良ナンバーで、車内には脚立らしきものも見えた。

 19号から現場へ向かう道との交差点に差し掛かったとき、その車も曲がったのだった。


あの会社のバンにほぼ間違いなし。後をついて行く。


 バンは途中で止まったが、森林管理局の車の近くで止まったのだった。
 自分はそのまま車で行ける所まで行く。

 国有林ゲート手前駐車場に車を置いて徒歩でヘリポートに向かう。
 時間はすでに9時をまわっているがヘリの音はしない。
 
 ヘリポートが見えてきたが変わった様子がない。
 今日はハズレだったか、と思いつつ坂を登りきるとあのヘリコプターがいた!


JA6200 KAMAN K-MAX K1200 アカギヘリコプター


 パイロットの方がいたので早速撮影許可をもらいコクピット見学。


このヘリの特徴の一つといえばコレ。機外のロードメーター

 このK-MAXは機外吊り専用のヘリコプター。
 そのため真下が見えるようにデザインされている。
 パイロットは荷物の様子を目視確認しながら重量計を見る事が出来る。


コレクティブレバーにもボタンがいっぱい。


コクピットドアが円筒形になっているのがわかる。下の半円は取り外し可能。


紅葉も絡めて。エンジンからはまだ陽炎が上がっていた。


 エンジンの様子からして先ほどまで動かしていた様子。
 パイロットのSさんから話しを伺うと、長野からフェリーインしてきたばかりで、地上隊とまだ合流できていないとのことだった。
 昨日、岐阜県内を飛行したか尋ねたら飛んでいない、とのことだった。昨日聞いたのは空耳か?でもコールサインはこれだった。
 地上隊は間もなく来るはず、と自分が話している間に地上隊が到着。
 切り出し場、土場、ヘリポートの担当者の方々4名が来る。

 今日はよろしくお願いします、と挨拶。
 すぐに始まるかと思ったら1時間くらいしないと切り出し班が到着しないからしばらく待機するとのことだった。
 じゃあ自分もちょっと連絡等に一旦現場を離脱する。


9:28 JA3917 TU206G 川崎航空  長野方面へ。


 ほぼ出入り口まで戻って連絡等して再び現場に戻ろうかと思ったが大事なことに気が付く。
 今回、作業する場所はヘリポートからは見えない場所。
 土場付近と思われる場所でヘリが来るのを待つことにした。


綺麗な淵と紅葉。青味が強すぎた。


国有林は多種多様の木が存在するようにしてあるからこういう風景も。


 しばらくして独特のローター音を響かせてカマンがやって来る。


10:50 ようやく作業開始のようだ。


下から見ると本当に細いヘリ。


切り出し場上空で待機。ロープは40メートルくらい?


 しばらく旋回していたが作業開始したようだった。
 自分のいる場所付近に来るかと思ったら全然違う場所だったようで姿が見えない。
 姿を探して道を下る。


11:12 ようやく仕事をしている様子が見れた。


1回で4~6本をまとめて運ぶ。


土場に向かってアプローチ。

 ここからでは切り出し場も土場も見えないので諦めてヘリポートに向かう。
 ヘリポートならゆっくり見ることも出来るしね。

 お昼になりヘリも戻って来る。
 ヘリポートのSさんに了解もらって撮影開始。


12:02


着陸の様子。意外と静かなんで驚く。


今回のお気に入りの一枚。


着陸、エンジンカット。ローターのブレーキング中。


 これにて昼飯!腹が空いてはなんとやら。


後半へ続く。



AX

コメント (6)
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