東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

2年ぶりのフルコース(4日)

2014年05月11日 23時40分59秒 | グライダー
 せめてGW中に1回は。

 そう思いながらがんばった結果、3日と4日と休むことができた。
 3日は家族とお出かけだったのだが、伊那谷に入ってからは長野の機体と思われる無線をコンタクト。
 霧ケ峰もビッグデーだったようで、八ヶ岳までお散歩に出かけた機体もあったようだ。

 そして4日。
 いつものように8時半に着くように家を出る。
 今日も晴れで、気圧配置からは特に支障となるようなことはなさそう。

 下道を走っていつもの踏切へ差し掛かるとちょど捕まる。
 やって来た車両はステンレスの車両。思わず構える。


飯田線にも東日本の211系が。3000番台トップナンバー。


 有賀峠を越えて諏訪へ。蓼科山が綺麗に見えてホッとする。


去年はほぼ満開の桜がまだちらほら。


 いつもの場所に駐車しようとするとすでに数台の車が。
 格納庫へ行くと機体はほぼ全部出ており、自分は最後の方に到着したようだと悟る。
 JA23KMをピストへ運びつつ滑走路へ向かう。


滑空場に到着。左は八ヶ岳、真ん中に富士山、右は南アルプス。


前日までジュニアが整備していた法政大から借用のASK-18。お尻が重い…。


 10時になりブリーフィング。
 今日は総勢22名と大所帯。



10:18 本日1発目


11:30 富士見台付近に大きいサーマルがあるようでガグルを組む。


JA23KM


JA2320 気持ちよさそうにH教官が通過していく。


 まだ回ってこないなら、と地上勤務に精を出す。
 とはいえ、人がいっぱいなので気がついた人がやれば回っていく。
 リトリブもやりたかったが、しばらくやっていない自分にはやらせてもらえない仕事。

 そうしているうちに自分の番となる。
 後席H教官。よろしくお願いします。

 離脱後、車山から富士見台、カボッチョへ向けていくと大きなサーマルに入る。
 教官のサポートを受けつつ高度を取る。
 


12:29 自分の100メートル下にはJA2433が。

 2700メートルを過ぎた頃に旋回の練習。
 前よりはゆっくりできるようになったかな。

 そして時間は20分を過ぎ、そろそろ帰投へ。
 高度はまだ2400メートルと十分ある。

 しばらくやっていなかった基本の危機回復練習をお願いする。

 まずは「ダミーブレイク」
 ウインチ曳航中にワイヤーが切れた場合の訓練。
 これをマスターしないとソロには出させてもらえない。
 自分は80キロに回復する前に操縦桿を引いてしまい注意を受ける。

 次に「ストール」
 そのまま失速のことです。
 ゆっくり操縦桿を引いたため、なかなかストールに入らず教官から指導される。

 最後に「スピン」
 錐揉み状態からの回復です。
 自分では何度か右回りのサークリング中にスピンに入りかけたことがあった。
 右へ操縦桿を倒した際、手前に引き気味で倒していたためノーズアップ状態となり…。
 バフェットで気が付きそのときは回復したが、そのままスピンに入ってしまった際の手順。
 1/4旋転でちゃんと止めることができOKが出る。

 それでもまだ高度が高かったのでダイブブレーキを使って高度処理。
 チェックポイントを1850メートルで通過。
 そして第3旋回へ…途中サーマルに入って上昇してしまい、自分の予想していた高さとかなり違い、少々焦る。
 第4旋回で風下へ少し流され、高度があったので軸線を戻すことに成功。

 それでは上記のことを踏まえて動画をどうぞ。



サーマルで上昇中のところはほとんどカット。


今回の航跡。最高高度は2761メートルだった。大きい画像はこちら


 再び地上勤務へ。単座機やオーナー機を空へ押し上げる。八ヶ岳まで行ってきてね~。

 そんな中、フライトサービスに飛び込む無線に一瞬身を固くする。
 JA110Eが南5キロくらいのところを通過。赤岳へ向かって行った。


14:58 JA110Eがレスキューミッション。

 しばらくして再びフライトサービスにコンタクトしてくる機体が1機。
 今度は長野の機体がコンタクト。状況から察するに南アルプスからの帰りかな?
 

15:49 JA02CTが滑空場の東5キロの所で上昇中。この後、長野へ。


 自分もこれで引き上げ。
 この判断が良く、ギリギリ大渋滞に巻き込まれずに済んだ。
 帰りの片付け、ありがとうございました。


 さて、来週は家にいるか会社にいるかのどちらかになりそうな予感。


AX
コメント (4)
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