東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

木枯らし1号が吹いたとき(9日)

2016年11月11日 21時46分03秒 | 航空機

もう山には雪が乗っている。寒くなりました。


 ずっと前から狙っていた視察運航。
 場外許可とかに時間がかかるから、と思ってのんびり構えていた。
 しかし、実施機関に問い合わせると
「1回目は終わりました。」との返事。
 そうか、もう終わっちゃったんだ…ん?1回目?
「次回は11月7日の週に行いますよ。」と教えてくれたのだった。
 そして日が近くなったところで再度問い合わせると実施日と場外を教えてくれた。
 さて、行くか。

 朝の打ち合わせと製品計測をサラッとこなして場外へ向かう。
 先日のうちに下見をしておいてよかった。

 場外に到着すると実施機関である中部森林管理局伊那谷総合治山事業所の方達と運航会社である中日本航空の方がすでに集まっていた。



何度かフライトするようで結構な人数。


 事業所の方に声をかけると「ああ、あなたが」という感じで対応してくれる。
 そして中日本航空の方達ともご挨拶。
 機材を確認すると前回と同じとのこと。
 そして「今、ヘリが小牧を出たとこだそうです。」と教えてくれた。
 時計を見ると9時40分、30分はかかるかな。
 前回の時は家から見送ったあの機体。
 中日本航空ではレアになりつつ機体だ。

 中日本の営業さんが3名も来ている。
 なんか、今日は営業さんがいっぱいですね、と言うと、
「この後、転戦して北アルプスの方へ行くので。」
 そしてちょうどその営業さんに電話が入る。
 電話を切って言った言葉が「向こうは雪が2メートル積もってるって…」
 皆で「そりゃないだろう!」
 でも昨日から降り続いて結構積もっていることはありそうだね。
 蒼い鳩さんのホームベース、そんなに積もっているのか。

 しばらくしてヘリの音が聞こえてくる。
 この軽い音は206だね。



10:19 インサイト。ダウンウインドへ。


10:20 第4旋回を回って…


ここだよ~。


JA9745 Bell206B 中日本航空


10:21 着陸、エンジンカット


まずは機内の整備道具を出してお客さんが乗れるように。


反対側も確保で一応ミッションコンプリート



 機長、整備士が降機して全体打合せ開始。



今日は風が強いから谷合は特に揺れるからシートベルトをきつく締めるよう指示。



 11時からフライトということでその間に整備士Yさんの了解を得て営業Yさんがフォローについてもらって撮影開始。
 普段小牧で乗員訓練で飛んでいるから見慣れているがこんな間近だとまた違う。



この機体も来年で30年選手。


 Bell204もまだ使いますね~という話しから何故かizumisweetさんの話しになる。
 営業Yさんも「え~!ご存じなのですか?」と驚く。
 先日までその現場にいたようで…世間は狭いな~。



10:48 エンジンスタート!


10:50 ドアクローズチェック。


10:54 地上、上空他機無し。準備よし。


10:55 ゆっくり離陸。


10:56 1本目、松川入へ。


 2本目は遠山、3本目は駒ケ根の予定とのことだったが、1本約45分かかる。
 仕事のこともあるからこの1本目の離陸でこちらは離脱。

 職場に戻ってしばらくすると頭上をJA6817が北東へ。
 高度が低かったからもしかして?と思い、いつもの防災場外へ行ったが違ったようだ。


 中日本の現場が続くけど、今年はまだ物輸の現場に行けていない。
 近いうちにどこかへ行こうかな。


 今回は中部森林管理局伊那谷総合治山事業所の方と中日本航空の方のお世話になりました。
 またの機会があればよろしくお願いします。




AX
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする