東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

野戦病院展開(12月15日その2)

2019年02月24日 06時26分43秒 | 航空機
12月15日の続きになります。

何かのトラブルが発生した機体は直ちに着陸しエンジンカット。
場外は普段とは違う緊張感に包まれる。
整備長は本社と連絡を取り最悪のケースを想定している模様。



整備長は本社整備部と連絡。


 監督は機長から話を聞いてすぐに土場へと連絡。
 そしてコンクリ屋さんにも連絡して配車時間を調整する。
 機体周りではまた違う意味で忙しい。



たまたま来ていたユニックがいてよかった。


 ホッパーにコンクリートを貯めたままではそのまま固まってしまい大変なことになってしまう。
 そのためユニックで吊り上げ中のコンクリートを排出したのだった。

 機体周辺では整備道具が用意され不具合原因の特定にかかる。
 さて、すぐにわかるかな…



エンジン回りかな?


バケットをきれいにする整備士。コンクリートはすぐに固まってしまうので掃除には気を遣う。


 不具合の原因特定を追究する整備士たち。
 特に指示があるようではないが各々行動している。

 

何やらテスターで確認しているような…


大体アタリをつけれたようだ。この間、機長は見ていることしかできない。


 たまたま自分のそばに来た機長がちょっとだけ話をしてくれる。
 どうやら計器と実際の状態との乖離があったようで作業するのを止めたそうだ。
 これより確認飛行し、良ければ作業を行うという。
 ダメでも代わりの部品を小牧の本社から持って走っているとか。
 それを交換して今日中に作業を終わらせるつもりという。
 


10:33 整備長から監督に状況の説明が行われる。


これで鉄塔1基分。正直「少ない」と感じた。


コンクリ屋さんに連絡を入れる監督。


10:51 コンクリ屋さんと話した結果、先に資材搬入と基礎工事機材搬出を行うことになる。 


10:53 機長が搭乗。やってみますか。


ドアクローズ等チェック。


地上も準備よし。


10:54 NO.2エンジンスタート。


計器を見つつ出力を上げていく機長。


10:58 NO.1エンジンスタート。


問題なさそうなので確認飛行の準備。


11:01 地上準備よし!


上がれ~


確認するようにゆっくりと上昇。


右旋回して土場方面へと向かう。


 数分後に機体が戻ってくる。
 地上の慌てた様子もないことから上手くいったのだろう。



11:03 場外へアプローチ中。


ゆっくり下ろして~


着陸。フライトプランをオープンにするようお願いしたのかな?


11:08 再度確認を行う整備長。


やれやれ、大事に至らなくてよかった。
これで仕事ができるね。

続きます。

コメント
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