ある日、市の広報紙に地域学習会なるものを開催するので参加希望の方は受付をしてください、と言う内容のものを偶然見つける。内容は「セントレア滑走路体験ツアー」・・・これ、もしかしたら自分を釣るためか?
開催日は自分もヨメも休み。両親も行くかどうか聞いたが行かないとのことだったが、受付に行ってくれると言うことで親父にお願いした。そしたら受付番号は1番と2番・・・親父、ありがとう。
受付完了した人には当日のスケジュールと注意事項が書かれた書類が渡されたようで、当日は午前中常滑市内、午後セントレアとなっていた。そして必ず身分証明ができるものを持ってくるように、と書かれていた。
当日、青空の下某所集合後バスに乗り込み一路常滑へ。震災の翌々日ということもあり、キャンセルとなるかも、と思ったが遊びでなく学習会であるため催行され、キャンセルした人も1組のみだった。
今回は「ごとう観光」の新型のエアロ。予想通りでうれしいのと、まだエアロには乗っていなかったので得した気分。
中央道、東海環状道、伊勢湾岸道を経由して知多半島道路へ。
バスの中で「今回、学習会が開ける中で被災して大変な人もいることを忘れないでほしい。」ということを委員の人がアナウンス。それは皆が感じていることだろう。
シラバスが配られ、事前学習ということでシラバスの読み合わせを行う。参加者は下は小学校低学年から上は70代後半の人までと様々。シラバスの内容は自分にとってはわかりやすく、委員の豆知識的な説明もよくわかった。
すると内容を理解したかどうかのテスト、と称して○×クイズ大会~。常滑偏10問、セントレア偏10問合計20問。まるで天才クイズ(東海ローカルしか知らないよな。)のように行われるが、自分達の座った席は上の写真からもわかるように前の方。後ろの方ならこっちが多いから・・・と答えを変える事ができるだろうがこちらはできない。ヨメと相談しながらで答えた結果、ヨメ一人が全問正解!自分は1問ミスで次点。
そんなこんなで気がつくと常滑インターを降りていた。
セントレアを離陸したMUのA340をインサイト。やっぱ対岸からは遠いな。
やきもの散歩道の出発点、陶磁器会館に到着。
陶磁器会館で二班に別れ、ガイドの方と一緒に行動開始。
ボランティアガイドの方が説明してくれる。
窯の周囲の補強用鉄骨は東濃鉄道で使われていた線路、とのこと
この多孔管、空港等でも使用しているとか。そう言われれば見たことあるかも。
古いレンガ造りの煙突。もう使われていないのか、天辺に草が生えている。
道路をまたぐようにつけられた廊下。今の建築規準法ではだめとか。大きな瓶がここを通っていくそうだ。
常滑の公式キャラクターのとこにゃん。全てを焼き物で作るには大変になってしまうことから鼻だけが常滑焼き。
窯の中の自然釉の様子。いい味出してますね~。
常滑は坂の多い街。下水はあるけどどうやら特殊なようだ。(真空って書いてあるの初めて見た。)
真ん中は常滑の「常」を図案化したものだね。
散歩道にあっただんご屋さんで小腹を満たす。醤油味のおいしいだんごでした。
廻船問屋瀧田家の坂から
有名な場所の一つ、土管坂
登窯広場展示工房館にあった「秋水」用燃料保存に使われたロ号大甕
陶栄窯の登り窯。本当に大きい
一段でこの広さ。これが何段もある
登り窯の煙突。長さを変える事により炉内のどこでも温度を一定にすることを可能にしたとか。
これでスタートした陶磁器会館に戻って散歩道は終了。ガイドがいることでただ見て回るだけでなく、解説を聞いてさらに質問をしてその回答を得られて自分の知識にすることができる。
これで常滑市内の学習は終了。昼食会場である「まるは食堂」りんくう店へバスは向かう。
目の前にはセントレア
案内された部屋からは名鉄の車両が通過していくのを見ることができた。
天気も良く、陽射しもちょっと暑いくらい。
お昼ごはんの定食。しっかり量があり、小食の人には多すぎるくらい。ヨメのご飯をもらってちょうどいいくらいだった。おいしかった!
ここの会場で皆自己紹介。受付場号順だったから自分とヨメがトップバッター。飛行機が好きで・・・なんて説明して次の人へ。すると次の人も飛行機が好きで・・・なんてことを。類友がいっぱいいたのにはなんだか笑えた。
高校の先輩との再会とかもありびっくり。それに町内の人が委員を務めており、今回同行していてこちらも驚き。
昼食後にまだ出発までに時間があるということだったのでレシーバーとカメラを持って海沿いへ。そこにいたのは飛行機好きの女性の参加者。この人もレシーバー持って来ていたよ・・・。
今日のスケジュールだと何も(変った飛行機)無いよね~なんて言いつつ、滑走路の向こうへ行けるのはやっぱり楽しみと話す。さて、いよいよセントレアへ!