このブログに3度目の登場となる383系『しなの』。
新しいカメラの試写がてら向かったのは久しぶりとなる伊吹山バックのポイントです。
先頭には順光で陽が当りますが側面は影になる為にシャドー補正『中』で383系を狙いました。
K-rの『ファインシャープネス』より更に精細という『エクストラシャープネス』を設定しJPEG撮影です。
PENTAX K-5+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
マニュアル 1/800sec f9 ISO320 (70mm) JPEG撮影
このサイズでははっきり分かりませんがパソコンで拡大して見てみると『エクストラシャープネス』の効果でしょうか?
解像感がかなり高まった感じです。K-rではデフォルトの設定よりシャープネスを1~2段高めていたのですがこのK-5の
エクストラは輪郭強調の線が細いせいかカスタムイメージ『風景』、シャープネスはデフォルトのままでも同等以上の
シャープネス効果を発揮してくれています。但しシャドー補正で明るさを持ち上げた部分のノイズが少し目立つ様で
高感度での撮影やシャドー補正を大きく掛ける場合はノーマルシャープネスの方が良さそうですが
通常の撮影ではこの『エクストラシャープネス』は大きな武器となりそうです。
伊吹山と383系をK-5で撮って来たのですね。
伊吹山のダイナミックな感じと383系の編成美が高次元にバランスされていて、美しい仕上がりになっていますね!
草木がとても細かく解像しているのはEXシャープネス効果なのかも知れないですね。
いやはや、私のカメラ設定と異なるので見比べるのが面白いです。
とは言え、車両側面上部や左隅の林の色合いはK-5の色だなと思いました。
今後もbigwestさんのK-5写真楽しみです!
最初はK-rと若干操作が違うので戸惑いましたが慣れ始めると実に快適でした。
エクストラシャープネスの効果は凄いですね。
今までプリント用に比べブログ等Web用写真はシャープネスを1~2段高めてましたが
今回はデフォルトそのまんまですが解像感はしっかり出てますしノーマルシャープネスを
強めた時に出る嫌なカリカリ感が余り無いのも良いですね。
レンズのランクが1段増したような感じです。
あの時は見向きもしなかった『しなの号』ですが、雪山と列車の組み合わせはよく合います。
『しなの』と言えば長野というイメージが強いですが、伊吹山に抱かれたこの作品は見応えがあります。
新たな相棒 が bigwest_1965さんを奮い立たせた、そんな気がしています。
当時、500系という素晴らしい撮影対象が存在してましたので正直言って在来線撮影は
おまけ程度にしか考えていなかったですね。
『しなの』ですがちゃんと中央西線は出撃するまでにまずは地元で納得行くまで
撮影したいと思っています。
本来、私は編成写真的な鉄道車両をドーンと大きく撮る写真が好きなもので
周囲の状況を入れた写真は私自身のセンス不足と
欲張りすぎる性格が災いしてか
とても中途半端なものが多いのです。
だから割り切って車両をメインに!というスタンスで挑んだのが功を奏した様です。
また伊吹山の雄大な姿に助けられたと思います。