私のブログの4月に、キハ85「ひだ」を紹介しましたがJR西日本区間を走るJR東海の特急車がもう一つ存在します。
それは383系「しなの」です。
両列車共大阪発着の列車が1往復のみですが運行されています。
「しなの」の大阪~長野間を結ぶ列車は現在定期昼行特急としては最長距離を走っているそうです。
JR東海の車両は特急から普通に至るまでステンカラーにホワイト、JR東海のシンボルカラーでもある
オレンジラインがあしらわれており、パッと見た感じでは地味でどの車両も同じ様な印象を受けます。
「しなの」が本来活躍する中央西線辺りの美しい景色と絡めれば撮影すれば、この383系も輝きを増すとは思いますが
なかなか撮影に行く機会を作れません。
とりあえずこの383系「しなの」をJR西日本管内の近場で撮影してみました。
PENTAX K-r+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
マニュアル 1/640sec f7.1 ISO400 (120mm)
撮影した画像で気が付いたのですが基本編成6連に付属編成2連が連結されていました。
恥ずかしい話なんですが383系に2連が存在している事を知りませんでした。
それにしてもJRの特急電車で2連というのは珍しい気がします。近鉄特急ではお馴染みなんですが・・・。
PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 55-300mmF4-5.8ED
マニュアル 1/800sec f8 ISO250 (62.5mm) ※2011.02.22撮影
こちらは京都駅を出た「しなの」。やはり都会の街中の風景には埋没してしまいますね。
いつか機会を作って「しなの」本来の舞台である中央西線で撮影したいものです。
貫通型の先頭車両はお世辞にも格好良いとは言えません。
しかし、平成生まれの東海車両としては、このパノラマ車は当たりデザインですね。
この車両に大きな欠点が有るとすれば、ブレーキを開放する時の逃がしエアーの音が、
無茶苦茶うるさいのです。
通勤の帰宅時、よくビックリさせられます。
これだけは欠陥だと思います。
383系はスピード感のあるスタイルが魅力ですね。
撮影地は、やはり振り子車両なのでカーブ狙いかな?なんて思っております。
私も非貫通の流線型先頭車はなかなかのデザインだと思っています。
何となくヨーロッパ調で低く構えた編成にスラリと伸びたシングルアームパンタが
とても良く似合っています。
それに貴重なパノラマ・クロですからね。
「パーンッ」と圧縮空気を吐き出すあの音ですね。
その音を聞いた事は無いのですが国鉄車やJR車では余り大きな音は聞きませんね。
近鉄特急でも少し古いタイプも結構大きな音を排出していた記憶が有ります。
383系はやはり振り子式らしい低屋根・低重心のスマートな編成美が魅力ですね。
やはり振り子を利かせた曲線区間を駆け抜ける姿を撮りたいですね。
こちらのJR西日本区間では130km/hが許容されてますが振り子は死んでいます。
そう言えば確かJR東日本区間も「しなの」は走りますね?
もし良い撮影ポイントが有れば教えて下さいね(笑)。