先日、久しぶりに名鉄の撮り・乗りを楽しんで来ました。
私の名鉄の撮影は2009年のパノラマカー7000系のさよなら運転のイベントが最後でしたので
およそ12年振りとなります。
目的はリニューアルを受けて新たな装いとなった“パノラマsuper”の撮影と
展望席(パノラマシート)の最前列の体験です。
かつて1000系と言えば4両編成で両先頭車が展望席を備えていたはずでしたが
リニューアル後は展望席を備えた先頭車と中間車の2両で分断し1200系と呼ばれる
転換クロスシートを備えた一般車4両を併結した6両編成となりました。
料金を徴収する特別車両と料金不要の一般車を併結した特急という事なんですが
南海の『サザン』も同様の形態を持っていますね。
また少し性格は違いますが“プレミアムカー”を持つ京阪電鉄の新3000系・8000系も
料金の徴収・非徴収車を併結した編成を特急車として走らせています。
今回の撮影の為に2日の休みを捻出しましたが天気予報では1日目が晴れで
2日目が雨の予報でしたので初日を撮影メインとし、翌日を展望席乗車の為の乗り鉄の日としました。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.
Avモード f7.1 1/1000sec ISO400 (156mm)
およそ12年振りに再会した1000系ですが以前とはかなり大きくイメージチェンジした感が有ります。
しかし2枚折り戸の2ドアやハイデッカー構造の展望席を備えるその風貌は有料特急車そのもの!
ただ残念なのは6両編成捕獲予定で構えていたのですがやって来たのは増結2両を加えた8両編成だったので
その増結車である1800系は途中で切れてしまう構図となりました(泣)。
続いて移動して2カット目を狙います。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.
Avモード f5.6 1/1000sec ISO400 (161mm)
この場所で捉えた1000+1200系は6連でしたので狙ったアングルで捕捉出来ました!
南海のサザン同様に多扉の一般車を併結していますので編成全体での統一感が無いのは
仕方ないのですがこの展望席の特別感は半端無く、その存在感は素晴らしいですね!
本音で言えば今回は駅撮りでしたので出来れば今度はもう少し気合を入れて撮影したいですね。
翌日は天気予報の通りしっかり雨模様となりました。
私にとって『名鉄特急』と言えばやはり岐阜~豊橋間のイメージが強いのでその区間で
展望席体験したいと思いましたので岐阜に向かい展望席最前列を確保出来る列車を待ちました。
勿論、今は当たり前となったスマホで空席・予約状況を睨み予約したのは言うまでも有りません。
本当に便利になったものですね。
コロナ禍で利用者減という事も有るのでしょうが幸いにも数列車を待つ事で
展望席最前列をゲット出来ました!
僅か20席の至高の空間。
細い縦桟を持つ前面のパノラマミックウインドウがもたらす視界は素晴らしいの一言です。
前面展望と言えば最近では近鉄の“しまかぜ”や“ひのとり”を思い浮かべますが
純粋な展望という面ではこのパノラマsuperの方が一枚も二枚も上手だと思います。
登場からほぼ33年という車両では有りますが今だに素晴らしい魅力を持つ車両だと改めて認識しました。
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