北陸新幹線の開業に伴い余剰となった683系を直流専用の289系に改め
「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に投入します。
この289系投入によりこれらの列車で運用されていた381系の運転が10月30日をもって終了となります。
大幅なリニューアルを受けた「やくも」用の381系はまだ活躍を続けますが
国鉄特急色を纏った381系は今月姿を消す事になります。
今日は嵯峨野線(山陰線)を利用してコスモスの花の撮影に出掛けてました。
せっかくなので途中駅で下車し381系の姿をカメラに納めました。
OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f6.3 1/2500sec ISO640 (92mm)
今日はまずまずの天気だったのですが381系を待っている間に分厚く大きな雲の塊が流れて来ました。
再び陽が差すよりも定刻にやって来た『きのさき』の方が早かった様で
残念ながらご覧の通り曇りでの記録となりました。
いよいよ今月で、定期運用を続ける国鉄特急色の電車ともおさらばです。
国鉄在来特急で一番乗車した想ひ出の思い入れある列車です。
乗り心地は振り子が不自然な車窓を醸し出し、お世辞にも良いとは言えませんでしたが、
それでも有料特急ですから終着地の天王寺からの環状線の乗り心地とは雲泥の差で(笑)、
天王寺止まりではなく幼心に大阪まで行って欲しいなあ、と思ってたものです。
私にとっては同じ幼い頃からよく乗った近鉄特急12200系と並んで思い入れある車輌で間も無く運用離脱を記録された今回の御写真を拝見して実家の家族との懐かしき想ひ出が脳裏に蘇りました。
写真って良いですね……
振り子機構はもちろんアルミ車体やMT58モーター架装等々、独自の装備が
381系を孤高の存在にしているのではないでしょうか?
「しなの」・「くろしお」はもちろん、今年は待望の「やくも」の乗車も
果たしましたので満足です。
ただ、定期運用から国鉄特急色の車両が消滅すると言うのは寂しいですね。
月末まで機会が有れば再度好天で国鉄特急色の381系を撮りたいですね。
投入された路線が少ないことも、少年時代の私にとっては誇らしいことでした。
自分にとって鉄道好きとなるきっかけとなり、自分の鉄道趣味とともに歩んできた381系、ほんとうにお疲れ様でしたという気持ちでいっぱいです。
今の幼いレールファンには683系や287・289系が私達にとっての
485系や381系と同等の存在なんでしょうが私達世代にはすんなりそちらへ
移行するの簡単に出来そうも無いですね。
「やくも」には当分残りますがとにかく381系、お疲れ様です!
「きのさき」という列車は全く無知で 381系が使用されている事も知りませんでした。
しかも381系「くろしお」のカラーリングしか知らないためか、
この区間の国鉄色に馴染みがありませんでした。
僕の地方では特急しなのが381系の活躍の場でしたが、
写真も撮らないうちに姿を消していました。
貴重な国鉄色、今のうちにたくさん記録に残してください。
北近畿ビッグXネットワークと名付けられた大阪・京都と北近畿を結ぶ特急群。
総じて地味な存在で少し前までは485系改造の183系が主力でした。
地元で国鉄特急色の定期列車が見れなくなるのは寂しいです。
また一つ狙う被写体が消えました。