今年の夏は9月末までは異常とも言える猛暑・酷暑でしたが10月に入り、ようやく朝夕には
秋の気配を感じれる様になりました。
暑さを気にしなくて良くなったという事で近鉄一辺倒だった鉄分補給を中断、10年振りの訪問となる
三岐鉄道・三岐線での鉄分補給です。
元々、貨物列車には大した興味は無かったのですがEF66やEF81らが近場の路線で貨物列車を牽引していた時は
それらの姿を記録しようと撮影する事は有ったのですが今ではEF65PF形が旧型電機として唯一撮影出来る状況で
貨物列車を撮影する機会は激減しました。
そんな時、ふと昔撮影した三岐鉄道の小さく古くて渋いELの事を思い出したのです。
旅客・貨物の競演 ~三岐鉄道~
この記事の撮影からおよそ10年・・・。
そうだ、こいつを久々に撮りたい!!!
そんな衝動に駆られて本日出撃して来ました!
訪れが遅くて短い秋となりそうな今秋ですが心地良い空気を感じながら撮影した写真をご紹介させて頂きます。
三岐鉄道ED45形電気機関車
今も元気に活躍する姿を撮影出来て嬉しい限りです。
特に一番最初の写真、順光で尚且つ『貨物列車150周年記念』のヘッドマークが掲示されていたのでラッキー!でした。
やはり色んな鉄分補給を行うのが良いですね~。
久しぶりのED45を楽しみながらその合間に元・西武車の三岐車両ももちろん記録しました。
三岐鉄道 801系
元西武の701系です。
カラーリングは西武時代イエローカラーを纏い活躍中です。
三岐鉄道 851系
こちらも種車は801系と同じ元西武の701系との事ですが搭載機器や台車も801系とは違い
別系列となっている様です。
またこの編成の後ろ、西藤原方制御車(クハ)は事故廃車となった為にその後、元・西武車新101系の
制御車を改造の上、流用したとの事で編成の前後で顔付きが違っています。
この写真では分かり難いですが車体断面が1・2両目と3両目とでは少し違うの分かると思います。
私の地元の近江鉄道と同じく西武の旧車が活躍しているという事でとても親しみが湧く存在です。
今後も機会が有れば貨物共々、三岐の車両の撮影に行きたいと思います。
そうなんですよ~3枚目の2連結みても小っちゃい!これがまた鉄心を擽ってくれるんです。プラモデルみたいな可愛さ、レトロな車体、こげ茶色が何とも。その2連に牽引されるセメント貨車2連の姿みるとパンタグラフに電線電柱があっていいんだと初めて思いました。
1枚目の背景は伊吹山かと思いますが彼岸花とマッチして秋を感じます。『貨物列車150周年記念』のヘッドマーク、ラッキーでしたね!
この小さくて渋いEL、スケールは小さいながらも重厚さ存在感は素晴らしいです。
時にはうざい存在の架線や架線柱・ビーム、ケーブル等々が気にならない程の緩さが魅力ですね。
写真の背後に見えるのは藤原岳という山ですね。
そういえばどことなく伊吹山にも似ている様な。