ワタナベ酒店

さぬき高松にある地酒地焼酎専門店、渡辺酒店のブログです。
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無農薬・有機肥料のお米!

2010-06-22 13:19:56 | その他

前回のブログでご紹介しました、宮城県の無農薬・有機農法で酒米(トヨニシキ)を作られる農家さん(黒澤重雄さん)から、食用米の「ひとめぼれ」を送って頂きました~(*^^*)v

皆さんで食べてくださいとのことで頂戴致しました。

黒澤さん、本当にありがとうございました!!

 

        ↑↑↑

「自然農法産 豊穣米 ひとめぼれ」!!!

 

「認証 農薬・化学肥料不使用」!!

        ↓↓↓

これを見て、美味しくないわけがないです(笑)!!

炊きあがりは艶々しております!

ほっくほくのご飯 

早速、食してみると・・・

 

  甘い・・・

     コシがある・・・

           うまい・・・

 

決して上品!!というわけではありませんが、自然の生命力を感じます!! 

何より、この「ひとめぼれ」を食べると、黒澤さんのお顔が鮮明に思い出して、にんまりとしてしまいます (*^。^*)>>

 

あらためて、合掌して感謝の想いで頂きました~

 

 

 

 


酒器♪

2010-06-22 11:29:46 | その他

東かがわ市の讃窯から新しい酒器が2種類入荷しています。

伊羅保ぐい吞み

伊羅保の名前は、砂まじりの肌の手触りがいらいら(ざらざら)しているところに由来しているそうです。

大きさはこれくらいで・・・
色合いはこんな感じで・・・
と言うように、讃窯の田中さんに特別注文をかけて無理を言って造って頂いた作品です!
田中さん曰く、「見た目は重量感がありますが持ってみるとその軽さに驚くと思います。」とのこと。
是非触ってみて感覚を確かめて下さいませ☆

使い込むほどアジが出る!!そんな器で、個人的に気にいっています☆

 

続いては、◎片口です。

田中さんオリジナルの形状。粉引きのシンプルデザインです。

使い方は、片口にお酒を入れてぐい呑みなどに注ぎます。

なぜわざわざ片口に入れるのかと言うと、お酒を落ち着かしたり(ワインで言うデキャンタージュの効果)、徳利やちろりで燗をつけて片口に移し替えて味をなじませたりする用途があります。
もちろん、雰囲気も良いし、飲む量も決められますしね(^^)v

以上の2種類の入荷で~す。

 

◎伊羅保ぐい吞み(直径約7cm高さ約5.5cm)  1500円

◎粉引き片口(縦約15cm横約11cm高さ約7cm)  2500円


蔵元さんと♪

2010-06-10 11:19:40 | その他

先日の日曜日・月曜日で岩手県の川村酒造「酉与右衛門」さんと、宮城県の金の井酒造「綿屋」さんへお蔵訪問してきました~!!

日曜日は川村酒造さんへ。約2年ぶりの訪問となりました。

まずは蔵内を案内して頂き・・・

        ↑↑

仕込タンクの前で川村さんをパシャリ☆

 

そのあと試飲・・・これを愉しみにしていました~❤

川村さんは昨年の仕込から酛場を担当、自分で造りをすることで改善点が見えてきたらしく、「酉与右衛門らしい旨味はそのまま残し、上品な色気をしっかり出していきたい」と、今年の仕込みの意気込みを聞かせて頂きました!!

色気のあるお酒、楽しみにしていま~す!!

その後、川村さんと一緒に盛岡市内にある、私の尊敬している良酒専門店「吟の酒きぶね」さんへお伺いしてきました~!!

まだリニューアル移転オープンして1カ月余り、とても見やすい陳列とお洒落な外観。

何より、店主の村井さんのお人柄のあらわれた雰囲気の良いお店でした。

↑お洒落な看板と外観↓

 

この日は夜、盛岡市内の飲食店「ヌッフ・デュ・パプ」さんで、きぶねの村井さんご夫婦も来て下さり、熱い酒談議!?をして盛り上がりました~!!

その後は、大人のBARでカクテルを・・・へへっ

川村酒造の川村さん、きぶねの村井さんご夫妻、忙しいところ、お時間をさいて頂き、本当にありがとうございました~!!

 

午前1時半就寝・・・

 

明朝は10時に宮城県の金の井酒造さんを訪問。

1時間ほどお話をして、「綿屋」の黒沢米(トヨニシキ)の農家さんに連れて行ってもらうことに!!

黒沢米(トヨニシキ)の生産者、黒沢重雄さんは有機・無農薬米を約30年ほど前から取り組まれている、言わば有機・無農薬栽培の第一人者の農家さんです!

お酒を飲むと、その酒が旨いかどうかということばかり語ってしまい、原料米の良し悪しは見失いがち。

しかし、米の生産者の影のご苦労を知ることが、よりお酒を美味しく感謝の気持ちをもって飲んで頂けることだと確信しています!

約1時間かけて、金の井酒造の三浦社長の車に乗せて頂き、黒沢さんのご自宅に到着。

お昼休み頃にお邪魔したにも関わらず、笑顔で迎えて下さり、家の中まで入れて頂きました。

何より、驚いたことは、黒澤さんのお話を聞いていると元気が出る!!

愚痴など一つも出てこないんです!

日本の農業はとても厳しい状況にも関わらず、その厳しい状況の中で良い米をつくることだけに執念を燃やし、あえて農家さんたちが嫌がる、有機・無農薬栽培を自身の生きがいと感じていらっしゃるのです!!

良い米と、良い造り手(醸造家)との太いパイプから良いお酒が出来ているんだなぁ~と、黒澤さんにお会いしてあらためて実感しました。

さっそく、田んぼへ向かいます。

↑黒澤さんのトヨニシキの田んぼ

↓すぐ隣の田んぼ

あれ??っと思いますよね!

黒澤さんの田んぼの方は苗の間隔がとても広いです。

隣の方の田んぼは苗が密集しています。

一見、これで大丈夫なのかと言うぐらい、申し訳ないですが、見栄えがあまり良くないように思えますよね。。・・・大変失礼を言ってますね。すいません。。

しかし、この間隔の広さが、苗が地中にしっかりと根を張り、たくましく育つ秘訣なのだそうです!!(風通しも良いので虫が付きにくいらしいです)

しかも有機肥料・無農薬なので、この田んぼにだけ、カブトエビやカイエビが昔から生息しているのです!(他の田んぼには生息していない)

今回も、カイエビが田んぼの中を元気いっぱい泳いでいました(^。^)v

 

最後に黒澤さんと黒澤米を使用した綿屋を片手に記念写真☆

今回の訪問で思ったことは、岩手の川村酒造さんの所も、宮城の金の井酒造さんの所も、生産者-蔵元-酒販店-飲食店との関係がとても密で、一緒になって地元の産業を応援しようという志がひしひしと伝わってくる想いがしました!

最近、私の高松でも地産地消が叫ばれるようになり、良いことではあると思いますが、ブームの様にみんながやっているので私も地産地消!!というのではなく、生産者の想いを感じ、私たちが地元を盛り上げていくのだという、信頼関係の深いつながりをしていきたいと思いました。

高松の未来は、僕たちの世代にかかっています!!

同世代の飲食店の皆さん、お酒を愛してくれる、お客様の皆さん、どうかみんなで地元を盛り上げていきましょう!!