先日、愛媛県新居浜にある、「ひめさくら」醸造元、近藤酒造に行って参りました~!
近藤酒造さんを知ったのは、ある女性杜氏さんに、「新居浜ですごいお酒を造っている蔵があるんですよ~」って教えてもらったのがきっかけでした。
何がすごいんですか??と伺うと・・・・
「ものすご~く造る量が少なくて、すべて手造りなんです。ヤブタ式圧搾機(お酒を搾る機械)もないので、手で萬力をしめるように回して搾ってるんですよ~」
ええっえぇぇぇ~~!!!!
そんな蔵がこのご時世にあるんですか!?
*今現在、ようやくヤブタ式圧搾機を使用するようになったらしいです(笑)
・・・・という、紹介でした。
それから、約3年が経ち、お取引が始まったわけです(*^^*)v
それでは、蔵の中のご紹介をさせて頂きます♪
まずは、甑です
甑はお米を蒸す時に使用します。
いっぱいにお米を入れて蒸すと多すぎる場合は、中に間仕切り(寸胴みたいなの)をして小さい単位で蒸します。
↓ ↓ ↓
続いて、麹室を見せて頂きました~
麹棚です↑
しかし、ここの上で蒸し米を広げて麹を付けるのではなく、奥に置いてある箱に広げて、麹を付けるとの事。
この棚は、いわゆる台なんですね(苦笑)!?
大きいもので小さく造るという感じがしました。*しかし甑の大きさ、棚の大きさは普通の蔵からすると大きなサイズではありません。近藤酒造さんの所では大きく写るんです!!
隣の部屋は麹を繁殖させる室です↓ ↓ ↓
奥にあるブルーのタライで麹を造ることもあるそうです。(タライ麹)
そして仕込タンク↓ ↓ ↓
タンクもとても小さいタンクばかりです。
蔵の裏には畑が・・・
お父様が、南高梅も栽培されています↓ ↓大きなプリッとした青梅です!!
その奥に、ワンちゃんが・・・!?
近藤さんが、なでると愛くるしい目で、近寄って来ました。
そして、僕が触ると・・・・
ガルゥゥ~!!ワン!!ワン!!ヴァン!!
・・・激しく吠えられました。。
・・・ショック!!
ちょっと離れて撮った写真↓ ↓ ↓
そして、地下水を汲むポンプ↓ ↓ ↓
赤石山系の伏流水で井戸を110m掘っているそうです。軟水だそうです。
ここで、面白いものを見せてもらうことに・・・
空襲警報発令中??
・・・・ん??
裏面は↓ ↓ ↓
警戒警報発令中??
そうなんです!戦時中のものらしいのです!!
ここで、冗談で防空壕とか残ってないんですか?と聞くと、「あります」といって見せて頂きました!!
肝心なところを撮っていなくてすいません。。この家の下にありました!
蔵の敷地内を結構案内してもらいました!
忍者が出てきそうな場所をパシャリ☆↓ ↓
最後に社長兼杜氏の近藤さんと、麹担当の奥さまと、宮中蔵長さんと三人のショットを!!
本当にお忙しいところ、丁寧にご案内して頂き、ありがとうございました!!
あっ!!肝心なお酒のご案内をするのを忘れていました!!
蔵内でタンク貯蔵している22BYのひめさくら 松山三井純米原酒一度火入れが、めちゃめちゃいい上がりになっていました!!
古い木の香りのような食欲をそそる熟味を感じ、味がしっかり出ております!!
(生原酒のイメージと全く表情が違います)
ラベルも新しくするそうで、「華姫桜」となります!!
近日入荷予定ですので、お楽しみに~!!