ワタナベ酒店

さぬき高松にある地酒地焼酎専門店、渡辺酒店のブログです。
日々の情報を発信中!!ご来店お待ちしております。

綾菊酒造蔵訪問

2014-03-22 11:59:19 | その他

先日、綾川町の「綾菊酒造」さんへ、今年の当店PB酒「綾菊 特別純米袋しぼり生原酒」の搾りを、お手伝いに行ってまいりました。

今回は、袋しぼり無加圧斗瓶取り・手締め搾り斗瓶取り・ヤブタ式搾りあらばしりの3タイプ!

あらばしりの瓶詰めも挑戦してきましたので状況報告いたしま~す。

 

 

こちらが、オオセト特別純米の袋しぼりです。

 酒袋にもろみを入れて、槽に敷き詰めます。

酒袋の網目からお酒が自重で滴り落ちます。

 白く白濁しています♪

美味しそう~(^u^)

 

 壱番斗瓶(右)と弐番斗瓶(左)で色が全く違います!

 袋しぼり(自重)の出が少なくなったころ、今度は万力型手締めしぼり(人力しぼり)に移ります

↓ ↓ ↓

 

この作業をしながら、もう一つのしぼり(ヤブタ式)の「あらばしり」を瓶詰めしていきました。

「あらばしり」とは、お酒を搾るときに圧力がほとんどかかっていない初めに出てくる部分を「あらばしり」と言います。

一般的には上品で綺麗な味わいに仕上がると言われています。

搾りの順番は次の通りです。

「あらばしり」→「中取り」→「責め」という順番で搾られます。

 

 瓶詰めはもちろん1本1本手で汲んで丁寧に注いでいきます♪

こうやって搾りの現場に携わり瓶詰めを経験させていただくことで、お酒に対する想いがより一層強くなり、喜んで頂けるお客様の笑顔を思い浮かべながら、 頑張って「あらばしり」で一升瓶156本瓶手詰めしました~!

最後に、宮家副杜氏と一緒に記念写真!パシャッ☆

 

袋しぼりも含め、入荷が楽しみです!

4月初旬くらいの入荷になります。

また入荷したらご案内いたしま~す(^O^)/

綾菊酒造さん、国重杜氏さん、そして宮家副杜氏さん、お忙しいところ本当にありがとうございました~!

 

 


やきいも黒瀬

2014-03-20 11:39:26 | 食べ歩き

先週、鹿児島より「やきいも黒瀬」で有名な「鹿児島酒造」の根比さんがご来店下さいました。

鹿児島酒造さんは、先日、現代の名工に選ばれた、杜氏の黒瀬安光さんがいらっしゃる蔵元さんです。

根比さんは、「黒瀬杜氏を広めたい!やきいも黒瀬の魅力を伝えたい!」との思いを、力強く語っておりました。

 

今回は、根比さんと夜の食事をご一緒し、やきいも黒瀬の水割り、お湯割りで、お料理との食べ合わせをしてきましたのでご案内致します。

 

やきいも黒瀬を水割りとお湯割りの二種類用意してもらい、お料理にひとつずつ合わせていきました。

水割りにすると、上品な甘みが口中に広がります。

お湯割りで、ふくよかな芋の甘みと香りが、3倍くらい増します。

 

◎刺身(鯛・サーモン・カンパチ)です。

お湯割りでは焼酎が強すぎます。

水割りでちょうど良いです。

 

◎豚しゃぶサラダ・胡麻ドレッシング

ポイントは、胡麻ドレッシングです♪

胡麻ドレッシングの甘い香りと、酸味は、間違いなく水割りがよく合います☆

 

◎イベリコ豚の串焼き 

とても甘みと味のある豚です!

水割りで合わすとスッキリしすぎます。

お湯割りで、食材との強さはちょうど良いですが、何かもう一つ足りない感じがします(^_^;)

 

続いては、写真撮り忘れましたが、豚カツです。

豚カツは、ソースともに、間違いなくお湯割りが見事なマッチングを見せてくれました!!

お湯割りで、芋のほくほくとした甘み!!豚カツとマリアージュ

 

 ◎アボガド・トマト・クリームチーズのグリル

見た目より、サッパリとした一品です。

こちらは、味付けした肉が入っていたら、肉の旨みとお湯割りが合うんだろうなぁ~ 

 

こんな感じで、今回はやきいも黒瀬の水割り・お湯割りとお料理の相性を根比さんと二人で試してみました。

そして、お互いのプライベートな話や、焼酎に対する想いを語り合い、さらに深い信頼関係を築くことができた一日になりました!

根比さん、ありがとうございました!


新入荷です

2014-03-07 13:24:56 | 入荷情報

 続々と、お酒が入荷しております!!

愛媛県より

◎初雪盃 純米松山三井70生原酒 1.8L 2761円    720ml 1380円

 

70%精米の松山三井特有の柔らかく甘いお米の旨みと、押しの強さ!!

後口は酸で綺麗にまとまっております。

 

◎初雪盃 純米吟醸五百万石無ろ過生原酒 1.8L 3465円  720ml 1711円

バランス良く口中に甘みが広がり、軽やかに喉元を通り抜けます。

良い純米吟醸です!!お薦めの逸品!!

 

◎丹沢山 阿波山田錦純米無ろ過生原酒24BY  1.8L 3045円    720ml 1522円

華やかというより、お米の旨みを重視した香り、重心の低い芳醇純米酒です。

 

◎丹沢山 純米秀峰 1.8L 2500円

タンク熟成した穏やかな香りと熟成味。

燗にもよし、焼き鳥との相性抜群です!

 

◎都美人 純米吟醸五百万石14号酵母無ろ過生原酒 1.8L 3360円

フルーティーで爽やかな広がりがあります。

2~3日経って飲むと、果実味がより一層増します!

押しの強さも十分にあり、お薦め酒です!!


芳水酒造蔵訪問

2014-03-04 16:49:04 | その他

先日、徳島県の「芳水酒造」さんへ、今年の当店PB酒である「芳水 山廃純米生原酒責(せめ)」の搾りを見て来ましたのでご案内です♪

高松から車で約1時間30分で到着。

お天気は良かったのですが、寒い一日でした!

 

 

芳水の竹内杜氏に蔵の中を、仕込み順に案内していただきました。

まずは、洗米機です ↓

 

 

そして、お米を蒸す甑(こしき)です ↓

 

蒸したお米に、麹菌を振りかけて盛ります ↓ (菌を繁殖させているところ)

ほのかな栗香が漂います~(^-^)

箱の中に広げて水分を乾かし、米の中に菌を食い込ませてます。

水と米麹と蒸米と酵母を添加し、酒母(お酒の酛)を造ります。

アルコール発酵し、泡がぶくぶくと産声をあげています♪

 その後、三段仕込み(三回に分けて蒸米と水を足して)お酒を増やしていきます!!

 

搾る直前のもろみを見せてもらいました。

 

 

 もろみをすくって飲ませていただきました(^u^)

 これが最高に美味しかったです!!

 

ちょうど当店のPB酒「山廃純米責」が搾られていました ↓

 搾った後の板酒粕です☆

 搾ったお酒はこちらのタンクに移されます↓

 搾ったばかりのお酒も飲ませてもらいました!!

「責(せめ)」(搾りの最初に出てくる部分をあらばしり、真ん中の部分を中取り、最後に搾った部分を責といいます)の部分のお酒です♪

多少荒さは出ますが、普通に搾ったものより、旨みや酸、アミノ酸などがグッと出て味が出ます!!

今年もバランスよく仕上がっています(*^^)v

これには妻も大絶賛!!

 

 

そしてこちらが当店のPB酒として詰めるタンクです↓

来週中に入荷いたします!!とても楽しみです~(^O^)/

芳水酒造さん、竹内杜氏さん、お忙しいところご案内いただきありがとうございました!!

 

帰りの道中、お腹がへったので、まんのうにある「山内うどん」さんへ

 

 かけうどんのあつあつと天婦羅とおにぎり

 

 お腹も一杯になり、最高に楽しい蔵見学となりました。