先日の日曜日、久しぶりの鹿児島県出張行ってきました!!
佐多宗二商店の東さんから以前より熱烈なお誘いを受けていました。
新しい可能性の追求として間接蒸留での焼酎造りをされているとのこと。
従来の蒸留法(直接蒸留)と間接蒸留との違いは何なのか!?
見て来て感じたこと、また間接蒸留の焼酎とお料理のマッチングも試してきましたので、ご案内いたします。
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佐多宗二商店に到着し、佐多社長も一緒に蔵内を案内して下さいました。
まずは、仕込み蔵!
1次仕込みの甕壺です。
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ここで、米だけの酒母を生成します。
つづいて、2次仕込みの甕壺です。
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ここで先ほどの酒母をこちらの甕に移し、蒸して砕かれた芋を投入します。
麹がデンプンを糖化し、酵母を加えてアルコール発酵してもろみが出来上がります。
清酒はもろみを搾り(圧搾)ますが、焼酎はもろみを蒸留します。
その蒸留する機械がこちらの蒸留機
↓ ↓
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佐多宗二商店の「晴耕雨読」や「不二才」はこの蒸留機で蒸留されます。
蒸留したての原酒を飲ませてもらいます。
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従来の蒸留までの過程を見てから、いよいよ間接蒸留の見学です!
蔵のすぐ近くに、赤屋根の建物が・・・!!
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その建物の裏から入ります。
ここは別世界です!!
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外国に来たみたい(笑)!?
従来の直接蒸留器とは、もろみに直接蒸気を当て蒸留するので水分が加わりもろみの量が増える=香りが薄まりやすい。
間接蒸留器はもろみに直接当てず、下から送られる蒸気の熱で加熱され、柔らかく蒸しあがり本来の香りが出るとのこと。
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見た目も、さっき見た蒸留器に比べて、明らかに違いがあります。
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イタリアから取り寄せた、フルーツグラッパの蒸留器です。
小型の蒸留機 ↓ ↓
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試飲をさせて頂きましたが、従来の直接蒸留で蒸留した焼酎は芋の香りを重視した豊潤な香りが出るのに対し、間接蒸留して蒸留した焼酎はオレンジや金柑様などのかんきつ系フルーツフレーバーを感じ、上品に広がり後口が軽やかさが出ています。
どちらが良いというものではなく、間接蒸留によって新しい蒸留の可能性を感じさせる出来栄えとなっております。
蔵見学を終えて、この後も引き続き佐多社長にも来て頂き、実際に食事とのマッチングを試すために、鹿児島市内の飲食店さんに向かいました。
ここで持ち込んだ焼酎は以下の2種類
↓ ↓
間接蒸留XXIV(24)・・・(不二才のもろみを間接蒸留で蒸留したもの(24%)と不二才の直接蒸留76%の割合でブレンドしたもの)
間接蒸留LXX(70)・・・(不二才のもろみを間接蒸留で蒸留したもの(70%)と不二才の直接蒸留(30%)の割合でブレンドしたもの)
*ブレンドの割合が、間接蒸留の方が多いと煌びやかさが際立ち、割合が少ないと芋の風味が強くなります。
*2種類とも5(焼酎):5(水)に割って、デキャンターに入れて冷やしてワイングラスで飲みました。
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椎茸とオリーブオイルソースで和えたものと合わせます!!
間接蒸留とブレンドすることで、芋の直接的な風味が和らぎ、よく伸びるので食酎酒としては◎です!!
オリーブオイルとの相性が抜群に良かったです。
続いてメインのトマトソースのしゃぶしゃぶです♪
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お肉はさすがの鹿児島黒豚の肉!!
見てください!!この景色!!
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トマトソースで食べてもよし!!しゃぶしゃぶした後、オリーブオイルにさっとくぐらし食べてもよし!!
新商品の「XXIV(24)」「LXX(70)」はどちらもトマトソースとの相性もすごく良かったです!!
こんな感じで、佐多宗二商店さんの新商品、「XXIV(24)」「LXX(70)」の食酎酒としてのさらなる可能性を実感してきました!!
近日中に当店でもお取引させて頂くことになりましたので、また入荷しましたらブログでアップいたします(*^^)v
忙しいところ、蔵見学とお食事で一日中お付き合いして頂きました佐多社長、東さんに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!!