先月末に伯母が肺炎で亡くなりました。
父も喘息→肺炎で亡くなっているのですが、老年期での死亡原因のなかでは高い割合を占めています。
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伯母は定年まで一部上場企業のサラリーマンでしたから
リッチな老人ホームに入ってました。
ですから、熱が出て当日は市販の薬を飲んで寝て(風邪かと思われた)、
翌日には診察を受け、即入院したのですが・・・
病気の進みは半端でなく、レントゲンで、既に片方の肺は真っ白、もう片方にも
水が溜まっている状態でした。
酸素は10㍑を送る状態で、肺機能は著しく落ちていました。(普通は2-3㍑)
2週間後には亡くなりました。
抗生物質で熱は翌日には下がりましたが、肺機能は元には戻りません。
老人は抵抗力(体力)がありませんからね。
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驚いたのは、発症から僅か2日程度で、取り返しのつかない状態に至ったと
いうことです。熱も38℃程度だったそうです。
これでは、罹ったら防げません。
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で、予防接種です。
「肺炎球菌ワクチン」接種は、アメリカでは65歳以上の50%は受けているそうです。
日本では、まだまだです。
¥7500前後とインフルエンザ予防接種の倍額ですが、65歳以上の方は
受けておいたほうが良いでしょう。1回の接種で5年持つのですから安いですよね。