2/26-27(水-木)"じゃらんポイント"が月末期限なので前日予約で安い宿へGO!
まずは佐久にある「(重文)旧中込学校」へ。明治8年築ですので旧開智学校より1年早い完成です。
エントランスは狭いですね。戸板を抜いて広い講堂としても使える構造が旧開智学校とソックリです。近いし参考にしたのかも。
この時代の建造物は城みたいに階段が急なのです。
天井と照明が立派なのは校長室です。教員室も同様でした。教室は裸電球でしたが。
計算等に使うミニ黒板が「石盤」でペン代わりが「石筆」とか。石筆は細いロー石(写真はWikiより)です。子供の頃には5円で買えましたね。アスベストだって初めて知りました(汗)
各教室には多くの教材が展示されています。小学校の教材がこの様な古典の教本みたいな物では苦痛だよな。蚕の解剖模型とか流石は長野県。
教科書を実際に読めるのは珍しいです。
当時の中込駅は佐久の中心地だったそうです。校内は十分に清掃されていましたが、案内版が昭和48年・・・予算無いのかな。塔やテラス、宿直室や小間使い部屋もメンテして公開して欲しいです。
真田氏歴史館への途中で上信越道の「上田ローマン橋」に寄りました。”川の流れが聞こえる”とのことでしたが、当日は強風でして。
看板の前の足跡が、良く聞こえるポイントだそうです。運転席ドアの前が最も大きく聞こえましたが、トラックの走行音が反響しているようにも聴こえます。2枚目は「真田氏歴史館」です。
展示は1フロアのみ。(重文)が一杯な松代の「真田宝物館」、上田城址にある「上田市立博物館」が規模も大きくMYお薦めでございます。
宿は戸倉上山田温泉 「旬樹庵 菊水」通常@14,000円ですが2-3月平日は@11,000円となります。10畳+6畳二食付き 11,000-クーポン1,250-ポイント4,000=@5,750円
構えが「昔は立派だった観光ホテル」です。廊下の床はタイルだったかな。全19室で「10畳+8畳+風呂」「10畳+6畳」「2ベッド+囲炉裏」の3種です。
当日は僅か4組で「10畳+8畳+風呂」に無料アップデート♪ 写っていませんが部屋のたたきには石が埋めてありました。入口にあった椅子が快適♪ でも畳は限界かな。
ほぼ中心地にあり便利です。部屋の窓側にも通路があって石油ファンヒーターなのでサッシが5mm位空いていました。ボウルは割れていたよなー
風呂は・・・シャワーは使えました。桶は入りたくない感じです。館内&室内は十分に清掃されていました。鏡も磨いていますね。カメムシは一匹でした。
男性用浴場です。上山田は湯量豊富ですので盛大に掛け流されます。源泉は44℃なのでどの宿も”ぬる湯”なのですがココは加温していました。
女性用露天は広いのですが内湯の大きさは半分です。21:30に男女入替で24h使えます。2枚目は貸し切り露天で、2-3月の平日は無料です。3ヶ所あります。
食事は@11,000円ならとても良いです。天ぷらは揚げ立てでしたし、駄目なのは刺身と麺だけです。忘れていたみたいで後から冷めた揚げ出し豆腐が出てきました。食事処の仲居さんはフィリピーナです。
酒の追加オーダーが直ぐに来るので妻は喜んでいました。お酒担当は日本人でしたね。
先着順で個室食事処となります。石油ストーブが懐かしいです。朝食は具沢山の味噌汁で腹一杯です、残してスマン。
設備は揃っています。加湿器・湯沸かしポット・冷凍庫付冷蔵庫・石油ファンヒーター。エアコンも1台ありましたが、トイレ側廊下と玄関、各部屋は天井部が開いているので火力不足です。寝る時だけ締め切ってエアコンで過ごしました。
価格の割に良い宿でした。「インバウンドが来ない・名所までには他の温泉地がある・スタッドレス必要・宿数が多い」この条件が揃うとお安くなりますね。