母が他界し、預金を相続しました。
母は小口で多数の口座を各金融機関に作ってました。
ゆうちょ銀行でも、口座を洗い出して貰い、相続しました。
数十年間、住所も電話番号も変わっていません。
--------------------------------------------------
ある日、箪笥の奥からDM類に混じって、昔の郵便局のお知らせハガキが出てきました。
あれっ?この口座番号は記憶に無い・・・・
--------------------------------------------------
窓口で調べると、なんと母の口座ではありませんか!漏れていました。
郵貯は顧客検索は、名前のカナ検索しかしないそうです。
そして母の名前は、読みが全く違っていました。
例: 「東 太郎」→「あずま たろう」「ひがし たろう」の差です。
--------------------------------------------------
危なく、郵貯に寄付するところでした。
数十年 引き出されていない口座でしたが凍結はしていませんでした。
若い頃に作った口座ですし自分の名前を間違って記入するはずがありません。
当時の郵便窓口が勝手に記入したか、後日情報システム部門が自動入力したしか
考えられません。
「客の口座を、勝手に他人の名前に作り変えてしまったのです」
さすが公共システム、民間では許されません。
皆さんも、「自分の口座のフリガナ」を確認してくださいね。
--------------------------------------------------
これは窓口の責任ではありません。
実態を把握して、情報システム側でマッチングする工程が抜けていたのです。
口座追加の際に、住所・TELからも同時検索させるだけです。
税務上も問題があります。隠し口座にできますよね。
--------------------------------------------------
情報システム部門は云われたことだけしかやらないのでは、駄目です。
そんな程度なら、アウトソーシングするべきです。
「現場の動き」を知っているから存在価値があるのです。
ここに、キャリヤ・ノンキャリ等の区分け、天下りなどのマズさが露呈しているともいえます。